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手足口病の流行と当機構地域支援センターへのご来所につきまして

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今般、手足口病の発生が宮城県内で顕著になっていることを踏まえ、以下の方々におかれましては、当機構の地域支援センター/子どもけんこうスクエア/脳と心の健康調査へのご来所を一時、延期し、再予約を頂きますよう、ご理解をお願い申し上げます。

〇手足口病と診断された場合
〇手足口病にかかっている同居のご家族がいる場合
〇手足口病が疑われる場合(下記をご確認いただき、疑われる場合は医療機関の受診をお勧めします)

 

手足口病について

口の中や周りに加えて全身に2~3mm程度の水ほうが見られます。特徴的なのは手のひら、足のうら、おしりにも水ほうが見られる点です。エンテロウイルス、コクサッキーウイルスなどの感染が原因となります。一度かかってもまたかかることがあります。感染は、くしゃみや咳によって飛散したウイルスに汚染されたところを触った手で口・鼻・目などに触れることで起こります。トイレ後の不十分な手洗いも感染につながります。風邪、インフルエンザと同様に咳エチケット(マスクの着用、ない場合はティッシュで押さえるなど)によって、ある程度の予防をすることができます。

なお、調査につきましては発疹がなくなってから1か月以降に、お電話にて再予約を取らせていただきます。


ニュースレターVol.22発行

中国薬科大学と台北医学大学の学生ら11名がToMMoを来訪されました

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2019年8月23日、中国薬科大学と台北医学大学の学生ら11名が、当機構を来訪されました。李 賓助教が当機構の概要を説明したのち、スーパーコンピュータ室およびバイオバンク設備、シークエンス解析室、地域支援仙台センター、仙台子どもけんこうスクエア、アレイ解析室を視察されました。

スーパーコンピュータ室にて記念撮影(李助教・平澤教授と共に)

バイオバンク室にて李助教の説明に聞き入る参加者

シークエンス解析室にて勝岡准教授の説明を聞く様子

嗅覚と遺伝子多型、嗅覚と脳画像・認知機能に関する調査を開始しました

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2019年8月27日(火)、ToMMoと豊田中央研究所との共同研究として、嗅覚と遺伝子多型、嗅覚と脳画像・認知機能に関する調査を開始しました。初日の27日は10名の方が調査に参加されました。

この調査では、約10~15分程度の嗅覚テストを受けていただきます。既に東北メディカル・メガバンク計画の長期健康調査に参加されており、かつ「脳と心の健康調査」にも参加されている方のうち、希望される方が対象となります。

注:実際の調査の様子ではなくテスト時の写真です

この調査では2020年3月までに総計2,000人のご協力を得ることを目標としており、調査結果から新規の嗅覚受容体の遺伝子多型と嗅覚特性、更に生活環境、ライフスタイルや疾患との関係性を明らかにしたいと考えています。

関連リンク

嗅覚と遺伝子多型、嗅覚と脳画像・認知機能に関するアドオンコホートを開始【プレスリリース】

地域住民コホート室 学術研究員または技術補佐員(SE・プログラマー)(時間雇用)募集(9/20締切)

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職名:学術研究員または技術補佐員(SE・プログラマー)

募集人員:1名(時間雇用)
     ※フルタイム希望の場合は要相談 

採用予定日:令和元年10月1日(予定)

職務内容:
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構地域住民コホート室では、被災地における地域住民コホート調査の中核となって働いて頂く学術研究員または技術補佐員を募集致します。
住民のための健康調査を円滑に実施することにご協力頂ける方の応募をお待ちしております。

応募資格:
1. SQLによるデータベース構築(オラクル)の経験を有する方(学術研究員)またはSQLの知識を有する方(技術補佐員)
2. Linuxの経験(基本的な操作で十分です)があれば尚可
3. SASの知識があれば尚可
4. ネットワーク・サーバ管理の基本的な知識があれば尚可
5. 協調性をもって業務に取り組める方

提出期限:2019年9月20日(金)必着

詳細は公募要項(学術研究員技術補佐員)をご覧ください。
履歴書はこちらからダウンロードしてください。

問合せ先

東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 総務係 
電話:022-728-3964

関連リンク

 

個別化予防・疫学分野 教員 募集(11/11締切)

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職種:助教

募集人員:若干名

採用予定日:2020年1月1日以降(採用日応相談)

応募基準
1. 博士の学位を有する方
2. 疫学研究の実施経験があり医学統計、データ分析に知識・技術を有する方
 主体的に調査を実施してデータを分析する十分な技術を有すること
3. 調査の実務に興味があるもの
 ※医師免許を有する方が望ましい

提出期限:2019年11月11日(月)必着
※締切り前でも適任者が決まり次第、募集を締め切らせて頂きます

詳細は 公募要項をご覧ください。
履歴書は こちら からダウンロードしてください。

問合せ先

東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 総務係
電話 : 022-728-3964

関連リンク

平井卓也内閣府特命担当大臣らがToMMoを来訪されました

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2019年8月19日、平井 卓也内閣府特命担当大臣はじめ内閣府健康医療戦略室・文部科学省ライフサイエンス課の皆さまがToMMoを来訪されました。

ご到着後、山本 雅之機構長からToMMoの概要説明を行い、東北メディカル・メガバンク計画の今後のあり方、日本人向けのゲノム解析ツールジャポニカアレイ®などについて意見交換の後、機構内各所の施設を視察されました。

平井大臣からは、バイオバンクやコホートにおける国内での連携の強化の重要性などについてご指摘いただきました。

バイオバンク室で説明を受けられる様子(右から3番目が平井大臣)

量子暗号通信の説明を受けられる様子(一番右が平井大臣)

スーパーコンピュータ室で記念撮影(左から、松尾 泰樹統括官、木下副機構長、平井 卓也大臣、渡辺 その子健康医療戦略室次長、山本機構長、大野総長、青木理事)

三世代コホート調査のデザイン及び意義などを報告した論文がInternational Journal of Epidemiology誌に掲載されました

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この度、東北メディカル・メガバンク機構の三世代コホート調査(BirThree Cohort)に係る論文がInternational Journal of Epidemiology誌に掲載されました。
三世代コホート調査は出生コホートと家系付コホートデザインを融合させた世界初の研究デザインを採用し、母親の胎内における環境要因の曝露情報及び家族の遺伝情報と疾患罹患等の情報を収集して、遺伝要因と環境要因がどのように相互に作用し疾患を発症してくるのかを明らかにしようとしています。このことで、これまで多因子疾患といわれ、比較的強い遺伝要因をみつけることが難しかった疾患につきましても、これをみつけ、環境要因との相互作用を明らかにして、個々人に応じた医療、いわゆる精密医療(プレシジョン・メディシン)を実現しようとしています。
本論文では、三世代コホート調査を構築するにいたった経緯、最終的なコホート調査参加者数は73,529人であること、どのような曝露とアウトカムの測定を行っているのか、これまでに発見された知見、今後の展望などを報告しました。また、三世代コホート調査で収集された試料・情報は、バイオバンクとして研究者のみなさまにご活用いただくことで、妊娠高血圧症候群、低出生体重、アトピー性皮膚炎、自閉スペクトラム症、がん、循環器疾患、認知症などの疾患に対する新たな医療の実現に役立つものと考えられます。さらに、三世代コホート調査は、東日本大震災で被災された方々をはじめとしたみなさまの健康向上に貢献することが期待されています。

書誌情報

タイトル:Cohort Profile: Tohoku Medical Megabank Project Birth and Three-Generation Cohort Study (TMM BirThree Cohort Study): Rationale, Progress and Perspective
著者名:Shinichi Kuriyama, Hirohito Metoki, Masahiro Kikuya, Taku Obara, Mami Ishikuro, Chizuru Yamanaka, Masato Nagai, Hiroko Matsubara, Tomoko Kobayashi, Junichi Sugawara, Gen Tamiya, Atsushi Hozawa, Naoki Nakaya, Naho Tsuchiya, Tomohiro Nakamura, Akira Narita, Mana Kogure, Takumi Hirata, Ichiro Tsuji, Fuji Nagami, Nobuo Fuse, Tomohiko Arai, Yoshio Kawaguchi, Shinichi Higuchi, Masaki Sakaida, Yoichi Suzuki, Noriko Osumi, Keiko Nakayama, Kiyoshi Ito, Shinichi Egawa, Koichi Chida, Eiichi Kodama, Hideyasu Kiyomoto, Tadashi Ishii, Akito Tsuboi, Hiroaki Tomita, Yasuyuki Taki, Hiroshi Kawame, Kichiya Suzuki, Naoto Ishii, Soichi Ogishima, Satoshi Mizuno, Takako Takai-Igarashi, Naoko Minegishi, Jun Yasuda, Kazuhiko Igarashi, Ritsuko Shimizu, Masao Nagasaki, Osamu Tanabe, Seizo Koshiba, Hiroaki Hashizume, Hozumi Motohashi, Teiji Tominaga, Sadayoshi Ito, Kozo Tanno, Kiyomi Sakata, Atsushi Shimizu, Jiro Hitomi, Makoto Sasaki, Kengo Kinoshita, Hiroshi Tanaka, Tadao Kobayashi, Shigeo Kure, Nobuo Yaegashi, Masayuki Yamamoto, Tohoku Medical Megabank Project Study Group 
掲載誌:International Journal of Epidemiology
Published: 25 August 2019
DOI: 10.1093/ije/dyz169

 

関連リンク

主な成果のご紹介> 論文> 主な論文


地域こども長期健康調査をもとにインフルエンザワクチンの有効性について解析した論文が発表されました

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宮城県内の小中学生を対象にした地域こども長期健康調査のうち、2012-13シーズンと2014-15シーズンに実施した調査結果をもとに、三価不活化インフルエンザワクチンの有効性について解析した論文が Human Vaccines & Immunotherapeutics に掲載されました。

この研究では、各シーズン終了時に、インフルエンザワクチンの接種回数とインフルエンザ罹患の有無を、質問票を用いて調査しました。研究結果からは、1回以上接種した児は、未接種の児と比べて、インフルエンザの発症割合が低かったことがわかりました。(2012–13シーズン:15% vs 19%、オッズ比 0.77 [95%信頼区間 0.65–0.92];2014–15シーズン:24% vs 26%、オッズ比 0.88 [95%信頼区間 0.75–1.02])
年齢に応じた必要回数を接種した児と、必要回数を接種しなかった児を比べても、同様の結果でした。(2012–13シーズン:15% vs 19%、オッズ比 0.75 [95%信頼区間 0.62–0.89];2014–15シーズン:23% vs 26%、オッズ比 0.86 [95%信頼区間 0.74–1.00])

書誌情報

タイトル:Effectiveness of Seasonal Inactivated Influenza Vaccination in Japanese Schoolchildren: An Epidemiologic Study at the Community Level
著者名:Yasutaka Kuniyoshi, Taku Obara, Mami Ishikuro, Hiroko Matsubara, Masato Nagai, Keiko Murakami, Aoi Noda, Masahiro Kikuya, Shigeo Kure & Shinichi Kuriyama
掲載誌:Human Vaccines & Immunotherapeutics
Accepted author version posted online: 19 Aug 2019
DOI: 10.1080/21645515.2019.1655833

 

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第3回東北メディカル・メガバンク計画合同研究会開催のお知らせ(9/6)

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東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)は、いわて東北メディカル・メガバンク機構(IMM)と相互協力の下、得られた研究成果の報告、および今後の方向性についての討論を行い、東北メディカル・メガバンク(TMM)計画の目標である、東日本大震災の被災地における地域医療の復興、および次世代型医療の実現に向け、両機構の一層の連携強化を図ることを目的として、第3回TMM計画合同研究会を下記の通り開催致します。ご興味のある方は、奮ってご参加下さい。

詳細

【日時】令和元(2019)年 9月 6日(金)13:15-18:20
【場所】東北大学星陵オーディトリアム(医学部開設百周年記念ホール)講堂・大会議室・エントランスホール
【参加費】研究会1,000円(学生無料)/情報交換会4,000円

次第(一部抜粋)

12:30- 受付開始
13:15-13:30 開会挨拶 -第3期に向けての展望  山本雅之 教授(ToMMo機構長)
13:30-14:30 セッション1 -データの集積と活用(於 講堂) 座長:勝岡史城 准教授(ToMMo)
14:30-15:10 コーヒーブレイク&ポスターセッション1(於 大会議室)
15:10-16:10 セッション2 -コホート調査の進展(於 講堂) 座長:小原 拓 准教授(ToMMo)
16:10-16:50 コーヒーブレイク&ポスターセッション2(於 大会議室)
16:50-18:10 セッション3 -未来型医療の確立に向けて(於 講堂) 座長:荻島創一 教授(ToMMo)
18:10-18:20 閉会挨拶  佐々木真理 教授(IMM機構長)
18:30-20:30 情報交換会(於 エントランスホール)

注意事項

学内外を問わず、どなたでもご参加可能ですが、ToMMo/IMM所属の教職員以外
の方は、発表内容に関する守秘義務へのご同意(誓約書へのご署名)が必須と
なります。

お申込方法

以下のサイトからお申し込み下さい。次第の詳細もこちらからご確認頂けます。
https://rhizochem.sb.ecei.tohoku.ac.jp/RC/tmm2019/

お問合せ先

第3回東北メディカル・メガバンク計画合同研究会 運営事務局
tmm2019*googlegroups.com(*を@に変えて下さい)

ゲノム・オミックス解析情報の公開データベース jMorpの収載データを大幅拡充 ~メタボローム解析データを1万5千人に拡大し縦断解析データも格納、 全ゲノム解析データが4千7百人に~【プレスリリース】

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発表のポイント

・ 東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)は、疾患の比較対照として有効な公開データベース日本人多層オミックス参照パネル(jMorp)の収載データを大幅に拡充しました。一般住民の解析情報であるjMorpの収載データと、疾患由来のデータを比較することなどで、疾患の原因や治療法の発見につながります。
・ jMorpのメタボローム解析対象者数を1万人から約1万5千人に拡張し、さらに経時的な変化データを初めて追加しました。また、より精密かつ正確に疾患者サンプル等と比較可能な定量値データを新たに追加しました。
・ 全ゲノム解析データを約1千人分増やして約4千7百人とし、全ゲノムリファレンスパネル4.7KJPNとしました。

概要

jMorp は 2015年7月にToMMo が世界で初めて 500 人以上の血漿に対する網羅的メタボローム及びプロテオームの統合解析結果を公開したデータベースです。最初の公開以来着々と収載データを増やすとともにゲノム解析の情報を追加し、現在ではゲノミクス、プロテオミクス、メタボロミクスというヒトに関わる生命科学の総合的な情報を網羅的に収載するリファレンスパネルとなっています。jMorpの情報は主に東北メディカル・メガバンク計画の長期健康調査に参加された方々のご協力のもとに収集されています。
今回、このjMorpのメタボローム解析対象者数を10,000人から約15,000人に拡張しました。さらに詳細二次調査で得られた、1,000人分のメタボローム解析結果を加え、3~5年の加齢によりメタボロームがどのように変化するかも比較可能としました。そして新たに定量値の解析結果を追加しました。今回の拡充により、さらに精密かつ正確なメタボローム解析が可能なリファレンスパネルとなりました。
全ゲノム解読情報に基づくアレル頻度情報についても、データのもととなる解析人数を3,500人から約4,700人(4.7KJPN)としました。今回のアレル頻度パネル拡張では、東北メディカル・メガバンク計画による宮城県と岩手県でのコホート調査への協力者の他に、外部コホートへの協力者の検体を追加し、より日本人として代表性の高いゲノム情報となりました。

今回の拡充により、4.7KJPNは日本人のゲノムデータを有するデータベースとして最大であり、約15,000人分のメタボローム情報は世界で最大級の収載数となりました。また、メタボロームの経時変化データの公開は世界初です。全国の研究者がjMorpのデータを用いることにより、疾患の原因や予防法、バイオマーカーの発見などにつながる研究の進展が期待されます。

プレスリリース詳細(PDF)

これまでのjMorpの経緯
時期 アップデート内容
2014年8月 1KJPN(1,000人分の全ゲノムリファレンスパネル)公開(別サイト)
2015年7月 jMorp初公開。500人分の網羅的メタボローム及びプロテオーム統合解析結果を公開
2016年6月 2KJPN公開(別サイト)
2016年8月 メタボロームの解析人数を1,000人に拡大
項目間相関情報・ペプチド情報を追加
2017年7月 3.5KJPN公開(別サイト)
2017年10月 メタボロームの解析人数を5,000人に拡大
年齢別の代謝物濃度分布・ネットワーク解析結果を追加
2018年6月 3.5KJPNv2を jMorpに統合して公開
X染色体とミトコンドリアゲノム情報を追加
2018年8月 メタボロームの解析人数を10,000人に拡大
全ゲノムリファレンスパネル4.7KJPNの拡充したコホート調査の内訳
コホート名 人数
東北メディカル・メガバンク計画による宮城県と
岩手県でのコホート調査への協力者
4,378
(うち993人が新規追加)
独立行政法人国立病院機構長崎医療センターに
おける協力者
188
ながはま0次予防コホート事業における協力者 40
国立がん研究センターにおける協力者 47 (新規追加)
J-MICC Studyにおける協力者 60 (新規追加)
大阪大学眼科における協力者 30 (新規追加)
大阪大学ツインリサーチセンターにおける協力者 30 (新規追加)
合計 4,773
4.7KJPN頻度パネルに収録されたSNV・INDEL数
  SNV INDEL
総数 新規数 総数 新規数
常染色体 59,199,967 24,949,665 8,238,823 4,543,503
X染色体
(PAR1+PAR2)
2,316,891 1,051,758 341,289 191,811
X染色体
(PAR1+PAR2+XTR)
2,318,572 1,052,789 341,547 191,915
ミトコンドリア 2,801 1,381

 

関連リンク

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東北メディカル・メガバンク計画による 3.5千人分の日本人全ゲノムリファレンスパネルに X染色体とミトコンドリアゲノム情報を追加【プレスリリース】

東北メディカル・メガバンク機構、 日本人多層オミックス参照パネル(jMorp2018) 公開したメタボローム解析情報の人数が1万人を突破【プレスリリース】

デンマーク大使館主催のセミナーに参加しました

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2019年9月10日(火)、東京でデンマーク大使館主催によるデンマーク・ライフサイエンスセミナー 『来るべき個別化医療・個別化ヘルスに向けて』 ~日本・デンマークに共通する課題とは~ が開催され、ToMMoから布施 昇男副機構長が登壇し、「東北メディカル・メガバンク計画が挑む次世代型医療」と題して講演しました。イベントでは、Danish Cancer BiobankのDirectorであるEstrid Høgdall教授による講演や、内閣官房 健康・医療戦略室や日本医療研究開発機構基盤研究事業部からの登壇者も交えたパネルディスカッションなどが開かれました。国民全体を対象とした先進的なバイオバンク事業を高度に電子化された各種情報と紐づけしながら進めるデンマークの状況をもとに、我が国の制度や現状との比較などが議論されました。また、イベントに先立って、機構のメンバーでデンマーク大使館を訪れ、Peter Taksøe-Jensen大使と面談しました。

セミナーでは布施昇男副機構長が登壇しました

デンマーク大使館にて記念撮影

第92回日本生化学会大会に出展します(9月18日(水)~20日(金))

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2019年9月18日(水)から20日(金)の3日間、パシフィコ横浜において、「挑戦する生化学」をメインテーマに第92回日本生化学会大会が開催されます。
昨年にひき続き、東北大学東北メディカル・メガバンク機構はブース出展しますので、大会に参加される際は、ぜひお立ち寄りください。

ブース出展概要

日時:2019年9月28日(水)~20日(金) 10:00-18:30 (20日(金)は9:00-17:30)
会場:パシフィコ横浜 展示ホールA ブースNo.57

関連リンク

第92回日本生化学会大会

食事調査の調査協力者募集について「一般成人を対象とした食物摂取頻度調査票および24時間思い出しWeb食事調査の妥当性・再現性の検証」

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東北メディカル・メガバンク機構では食事調査(一般成人を対象とした食物摂取頻度調査票および24時間思い出しWeb食事調査の妥当性・再現性の検証)の共同研究を麻布大学、奈良女子大学、仙台白百合女子大学、カゴメ株式会社と開始いたします。調査開始に際し、ご協力いただける方を募集いたします。たくさんのご応募お待ちしております。

対象者

1. 宮城県内にお住まいの20歳以上の方
2. 説明会、調査日にご参加が可能な方
3. 現在妊娠していない方

※上記1~3を全て満たしていれば、当機構のコホート調査に現在参加されていない方でもご参加可能です。
※調査の都合上、同世帯で2名様以上でご応募の方を優先いたします。
※お1人様でもご応募可能ですのでご相談ください。

調査期間

2019年10月~2020年11月(約3ヶ月に1度調査会場にお越しいただきます)

定員

200名(定員に達し次第終了となります)

調査および説明会会場

地域支援仙台センター
地域支援岩沼センター
地域支援石巻センター
※石巻会場は初回説明会のみ石巻市かわまち交流センターで行います。

募集締切

各会場における説明会日前日まで(※募集状況によって早めに締め切る場合がございます。ご了承下さい。)
説明会日時は下記の詳細PDFをご確認ください。

謝礼

・食事調査および血液検査結果(解説書付き)
・Quoカード(15,000円分)

※調査を最後までご協力いただけた方。
※交通費は謝礼に含まれます。別途支給はありません。

詳細はこちらをご覧ください。

 

問い合わせ先

東北⼤学東北メディカル・メガバンク機構 ⾷事調査係(三世代コホート室内)
電話︓022-274-6091(午前9時〜午後5時)※⼟⽇祝⽇を除く

「赤十字健康まつり2019」に参加します(9/28)

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2019年9月28日(土)に石巻赤十字病院で開催される「赤十字健康まつり2019」に参加します。

昨年に引き続きToMMoブースでは、調査から見えた石巻の健康~地域・三世代家族でお子さんの健康を見守る!~と題して、コホート調査の結果をお伝えしたり塗り絵やクイズ付きの遺伝子について学べる教材をご紹介したりします。ほかにも特別ゲストの催しやさまざまな健康コーナーがありますでぜひ会場にお越しください。

詳細

◆日時/2019年9月28日(土)10:00~14:00
◆場所/石巻赤十字病院(宮城県石巻市蛇田字西道下71番地)
◆参加費/無料
※当日は、駐車場無料開放

プログラム等は「【9/28開催】赤十字健康まつり2019」(石巻赤十字病院ウェブサイト)をご確認ください。

関連リンク

石巻赤十字病院

「赤十字健康まつり2018 in 石巻赤十字病院」に出展しました


ジャポニカアレイ®NEOを開発 ~より広くさまざまな人々にゲノム解析が適用可能に~【プレスリリース】

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発表のポイント

・ 日本人集団特有の疾患関連SNPを搭載し、健康診断での利用や医療への応用を想定した、これまでにない疾患志向のSNPアレイ「ジャポニカアレイ®NEO」を開発しました。
・ ジャポニカアレイ®NEOで解析したSNP情報は、遺伝子型インピュテーションにより高精度の擬似全ゲノム配列に復元可能です。
・ ジャポニカアレイ®NEOにより安価、高速、高精度にSNP情報、そして擬似全ゲノム配列の取得ができるようになり、格段に多くの人に対してゲノム解析を行うことができます。

概要

ジャポニカアレイ®は、東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)により開発された、日本人ゲノム情報を高精度かつ低コストで解析可能とする遺伝子解析ツールであり、国立大学法人東北大学の登録商標です。
このたび、ToMMoでは、日本人集団に特有の疾患関連SNPを搭載したSNPアレイの設計を完了し、サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループより、「ジャポニカアレイ®NEO」として販売開始することとなりました。
ジャポニカアレイ®NEOは、文献などに基づく日本人特有の疾患関連SNPを総計2.8万個以上搭載しており、疾患の発症や原因の究明に迫るような研究に多く使われることが期待されます。また、日本人全ゲノムリファレンスパネル3.5KJPNv2をもとに設計されており、日本人のゲノム解析に最適な仕様となっています。
ジャポニカアレイ®NEOで解析したSNP情報を足場にして、遺伝子型インピュテーションにより全ゲノムにほぼ匹敵する配列に復元することが可能です。また、これまで価格面から大規模集団に対して実施することが難しかった全ゲノムレベルの解析が現実的な選択肢となり、この先の個別化医療実現に向けた研究に貢献できることが期待されます。

プレスリリース詳細(PDF)

 

関連リンク

研究者の方々へ > 各種サービス(設備利用・解析支援など)> ゲノム解析支援

第3回東北メディカル・メガバンク計画合同研究会が開催されました

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2019年9月6日(金)、第3回東北メディカル・メガバンク計画合同研究会が東北大学星陵キャンパスにて開催されました。当機構およびいわて東北メディカル・メガバンク機構(IMM)の関係者のほか、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)や企業などからもご参加いただき、100名を超える皆さまにお越しいただきました。

冒頭、山本雅之機構長より開会挨拶として東北メディカル・メガバンク計画第3期に向けての展望が述べられた後、3つのセッションに分かれて発表が行われました。
セッション1「データの集積と活用」では、ゲノムプラットフォーム連携センターの元池育子准教授、脳画像コホート室の麦倉俊司特任教授、IMM生体情報解析部門の大友亮特別研究員が登壇し、全ゲノムリファレンスパネル4.7KJPNや15,000人規模のメタボローム解析データなど、データベースjMorpで提供するデータが大幅拡充されたこと、また脳MRI画像をはじめとした「脳と心の健康調査」データや、岩手県で行われている地域住民コホート調査の詳細二次調査データの収集が順調に進展していることなどが報告されました。

ToMMo 元池准教授(左)、IMM 大友特別研究員(右)

セッション2「コホート調査の進展」では、三世代コホート室の栗山進一教授、IMM 臨床研究・疫学研究部門の事崎由佳助教、地域住民コホート室の寳澤篤教授が登壇し、三世代コホート調査、地域住民コホート調査とも、詳細二次調査やその他の各種追跡調査が順調に進捗していることが報告されました。また、三世代コホート調査では乳幼児健診や学校健診、地域住民コホート調査では特定健診や国民健康保険診療情報などの公的データの収集も精力的に進めており、ゲノム情報と併せて、東北メディカル・メガバンク計画の柱の一つである、次世代型医療の確立に向けた研究基盤が構築されつつあることなどが報告されました。

IMM 事崎助教(左)、ToMMo 寳澤教授(右)

セッション3「未来型医療の確立に向けて」では、地域住民コホート室の寳澤篤教授、アレイ解析室の櫻井美佳准教授、IMM 生体情報解析部門の八谷剛史客員准教授、東北大学未来型医療創成センターの岡村容伸助教が登壇し、当機構でアドオンコホートとして進められている、オムロン ヘルスケア株式会社、株式会社ヤクルト本社、豊田中央研究所など各社との共同研究の概要について発表しました。また、当機構の試料・情報を活用して、多因子疾患の個別化予防・医療を目指した研究開発が進められていること、ゲノム情報に基づくポリジェニックリスクスコアによって、疾患発症リスクを従来よりも高精度に予測し得ること、さらには、クリニカルシークエンシングにおいて、当機構の日本人基準ゲノム配列JG1が有効であることなどが報告されました。

ToMMo 櫻井准教授(左)、IMM 八谷客員准教授(右)

閉会の挨拶として、佐々木真理IMM機構長より今後の本計画のますますの進展を祈念するメッセージがあり、本研究会は無事締めくくられました。
このほか、ポスターセッションでも研究発表や意見交換が盛んに行われ、3回目となる合同研究会は盛会に終わりました。

ポスターセッション会場の様子

 

関連リンク

第3回東北メディカル・メガバンク計画合同研究会開催のお知らせ(9/6)

第一回東北メディカル・メガバンク計画合同研究会が開催されました

いわて東北メディカル・メガバンク機構

オムロンヘルスケア社との共同研究の論文(睡眠効率と家庭高血圧との関連)がHypertension Research誌に掲載されました

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この度、地域住民コホート調査の詳細二次調査を地域支援多賀城センターで実施し、かつ家庭血圧計による家庭血圧測定と非接触型睡眠計による睡眠指標の測定を行った904名を対象とし、非接触型睡眠計を用いて1週間以上測定した睡眠効率の減少と家庭高血圧の有無との関連を検討した論文がHypertension Research誌に掲載されました。

この研究では、非接触型睡眠計を用いて1週間以上測定した睡眠効率の平均値が90%未満である場合を睡眠効率の低下と定義し、家庭血圧計を用いて3日間以上測定した朝の平均家庭血圧が135/85mmHg以上である場合または高血圧にて通院中の場合を家庭高血圧ありと定義しました。睡眠効率の低下と家庭高血圧の関連を多変量ロジスティック回帰分析で検討した結果、睡眠効率の低下が家庭高血圧と関連することがわかりました(オッズ比1.62、95%信頼区間1.15-2.28)。以上のことから、日本人において睡眠効率の改善が、血圧を低下する上で重要である可能性が示唆されました。

書誌情報

タイトル:Reduced sleep efficiency, measured using an objective device, was related to an increased prevalence of home hypertension in Japanese adults
著者名:Takumi Hirata, Tomohiro Nakamura, Mana Kogure, Naho Tsuchiya, Akira Narita, Ken Miyagawa, Kotaro Nochioka, Akira Uruno, Taku Obara, Naoki Nakaya, Hirohito Metoki, Masahiro Kikuya, Junichi Sugawara, Shinichi Kuriyama, Ichiro Tsuji, Shigeo Kure, Atsushi Hozawa
掲載誌:Hypertension Research
Published: 18 Sep 2019
DOI: 10.1038/s41440-019-0329-0

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情報基盤室 技術補佐員 募集(10/18締切)

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募集人員:1名

採用予定日:2019年11月1日

職務内容: 情報ネットワークサービス(メール・ウェブホスティング、有線・無線LAN接続、VPN接続、グループウェア等)の運用支援、アカウント管理、ネットワーク管理、テレビ会議システムの運用管理、東北大学星陵キャンパスにおける大学構成員向け情報ネットワークサービスの利用支援および問い合わせ対応。

応募条件:(a)~(c)のうち、二つ以上の経験を有すること
(a) ネットワークサービスのシステム設定やアカウント登録などの運用支援
(b) ネットワークサービスのマニュアル作成
(c) メール・電話によるネットワークサービスに関する問い合わせ対応
※Windowsサーバ・Linuxサーバ・ネットワーク機器・テレビ会議システムの操作の経験があれば尚可。

提出期限:2019年10月18日(金)

詳細は公募要項をご覧ください。 履歴書はこちらからダウンロードしてください。

問合せ先

東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 情報基盤室 電話:022-717-8024

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ゲノムプラットフォーム連携センター 技術補佐員(時間雇用) 募集(10/18締切)

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職種:技術補佐員(時間雇用) ※技術補佐員(准職員)の募集はこちら

募集人員:若干名 

採用予定日:採用決定後できるだけ早い時期

職務内容:データ解析環境の整備、データ整理集計、報告書作成の補助等

応募条件:
・基本的なPC操作(ワード、エクセル、パワーポイント等)を習得していること
・Linuxの使用経験があり、Python, JavaScript, webアプリ作成のいずれかの経験があれば尚可

提出期限:令和元年10月18日(金)
 ただし、人数に達し次第締め切る場合があります。

詳細は公募要項をご覧ください。
履歴書はこちらからダウンロードしてください。

問合せ先

東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 ゲノムプラットフォーム連携センター
電話:022-274-6040

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