2023年6月14日(水)、あさひがおか眼科 院長 陳 進志 先生をお迎えし、「ロービジョン~その多様性と必要な配慮~」をテーマにご講演いただきました。
セミナーでは、ロービジョン者の見え方や職場などにおける合理的な配慮についてお話しがありました。
ロービジョンとは、眼鏡やコンタクトなどで矯正しても見え方が改善せず、日常生活に何らかの支障をきたしている状態を言います。実際は、視力・視野・その他の条件の組み合わせによって見え方が多様であるため、困難さは人それぞれです。残っている機能を活かすために、支援機器やサービスが利用されます。たとえば、遮光眼鏡や拡大読書器、点字や音声読み上げソフトなど視覚補助技術が利用されています。講演では 、相手の障害をよく理解し、コミュニケーションを取ることの重要性が述べられました。ToMMo の教職員が多く拝聴し、セミナー後には質疑応答も行われました。
その後、スーパーコンピュータ、バイオバンク、地域支援仙台センター、シークエンス解析設備などToMMoの施設を視察いただき、高いご関心を示されました。
今回の講演をもとに、健康調査に参加される方々にとってもより利用しやすい環境となるよう目指したいと思っています。
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