2022年6月30日(木)に日本橋ライフサイエンスハブにて、東北大学先端技術×ライフサイエンスシリーズvol.5 「大規模なバイオバンクの連携と統合的なデータ利活用」が開催されました。このイベントはオンラインも併用したハイブリッド形式で開催され、会場には61名、オンラインを含めると延べ427名もの方にご参加いただきました。
まず、当機構の山本 雅之機構長、文部科学省研究振興局ライフサイエンス課の武田 憲昌課長から開会のご挨拶をいただき、イベントが始まりました。
内閣府戦略的イノベーション創造プログラムのプログラムディレクターでバイオ戦略等有識者の小林 憲明さまより「バイオ戦略におけるデータ連携・利活用の現状と課題について」と題して講演いただきました。また、武田薬品工業株式会社リサーチコンピューテーショナルバイオロジー主席研究員の安藤 達哉さまからは「戦略的グローバル産学官連携が拓く先進的創薬研究」題した講演を行っていただきました。そして、当機構の木下 賢吾副機構長は「東北メディカル・メガバンク計画における大規模ゲノム解析」、寳澤 篤教授は「エビデンスに基づくヘルスケアの充実に向けて―コホートの連携を通じた取組―」、荻島 創一教授は「わが国のバイオバンク・ネットワークの構築と試料・情報の利活用促進」と題してそれぞれ講演を行いました。
その後に行われたパネルディスカッションでは講演を総括するとともに、参加者からの質問に答えるなど、盛んなディスカッションが行われました。
最後に一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)の高橋 俊一事務局次長の閉会のご挨拶でイベントは幕を閉じました。
イベント全体を通じて、東北メディカル・メガバンク計画が実施している一般住民を対象とした長期・大規模なデータの産生、そしてその利活用の重要性をお伝えすることができました。
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