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Channel: 東北メディカル・メガバンク機構
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中国深圳市易聯技術有限公司さまよりサージカルマスク2千枚を寄贈いただきました

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この度、中国深圳市易聯技術有限公司さま(総経理:曽 嘉諾さま)より、一般財団法人日中経済協会のご尽力をいただき、サージカルマスク2千枚を寄贈いただきました。
深圳市易聯技術有限公司さまは、中国広東省の深圳市に所在するIT関連企業でこの度の新型コロナウイルス感染拡大に対して、各地への支援活動をされていると伺っています。また、一般財団法人日中経済協会は日中間の経済交流の架け橋を行っている団体で、東日本大震災直後にタイ王国タクシン元首相とともに東北大学医学部(当時、医学部長は山本雅之 現ToMMo機構長)を訪問いただいた際に、計画段階だったToMMoのコホート調査についてお話させていただいたご縁がございます。
なお、今回のご寄贈が実現するにあたって、東北大学名誉教授の西澤昭夫先生、日中経済協会の杉田定大さまに並々ならぬお世話になりました。

寄贈いただいたサージカルマスクは、国民の健康を守りウイルスの蔓延を防ぐべく、東北大学において有効に使わせていただく予定です。心より深く御礼申し上げます。

 

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新型コロナウイルスに関するToMMoの対応・情報発信


オムロン ヘルスケア社との共同研究による尿ナトカリ比等の測定を地域支援大崎センターでも実施いたします

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ToMMoとオムロン ヘルスケア株式会社は共同研究として、2017年度から尿中のナトリウムとカリウムのバランス(塩分と野菜や果物の摂取バランス)・身体活動量・睡眠状態を10日間にわたって自ら測定してもらう調査を一部の地域支援センターで実施してきましたが、6月より地域支援大崎センターでも実施することとなりました。

当初5,000人の参加を目標として実施してきた同研究は、自らの生活習慣を数値で確認できることなどから好評をいただき、既に7,500人を超える方々にご協力頂いています。2020年度からは対象センターも拡大し、継続することで最終的には1万人の参加を目指し、目標としてきた「自分で測り自分で創る健康社会」の基盤構築に更に近づきたいと考えています。

 

関連リンク

オムロン ヘルスケア社との共同研究による尿ナトカリ比等の測定を2020年度も行います

自分で測り自分で創る健康社会へ ‐一人ひとりの日常生活のモニタリングと健康データの関連の解明を目指した5,000人規模の共同研究を開始‐【プレスリリース】

成果と活動> これまでの成果の一覧> オムロン ヘルスケア社との共同研究(尿ナトカリ計)

三世代コホートだより「BirThree Paper」第2号 を発行しました

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三世代コホート室では、三世代コホートだより「BirThree Paper」第2号を発行しました。「BirThree Paper」は三世代コホート調査に参加されている方々に向けて、色々な情報を発信している広報誌です。

なお、「BirThree」とは、「Birth」(出生)と「Three」(数字の3)を組み合わせたことばです。

以下をクリックしてどうぞご覧ください。

バックナンバー

長期健康調査については下記よりご覧ください。

広報戦略室 技術補佐員 募集(7/17締切)

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募集人員:1名

採用予定日:採用決定後できる限り早い時期

職務内容:
1. ゲノムデータ解析環境の整備、データ整理集計、報告書作成の補助等
2. ウェブサイト等の保守運営
3. その他広報業務

応募資格:
・基本的なPC操作(ワード、エクセル、パワーポイント等)を習得していること
 以下のいずれかを満たすことが望ましい。
・何らかのプログラミング経験
・Linuxサーバーの利用経験

提出期限:令和2年7月17日(金)必着

詳細は公募要項をご覧ください。
履歴書はこちらからダウンロードしてください。

問合せ先

待遇等に関する問合せ先:総務係 電話022-728-3964
職務内容に関する問合せ先:
 広報戦略室 長神 メール f-nagami*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

関連リンク

新たに約5万4千人分のSNPアレイ情報が試料・情報分譲対象に追加されました

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2019年8月に分譲を開始した、当計画の地域住民コホート調査の特定健診共同参加型で参加された全員のベースライン調査の生体試料とデータ(2.3.0 地域住民コホート 特定健診相乗り型 ベースライン調査 67K)に、新たに約5.4万人分のSNPアレイ情報が追加しました。
今回新たに分譲対象として追加されたものは、ジャポニカアレイ®v2でジェノタイピングされた53,599人分のSNPアレイ情報(インピュテーション済み)です。

 

地域住民コホート特定健診相乗り型 67K (2.3.1)の詳細

時期 分譲対象
分譲中 ・地域住民コホート 特定健診共同参加型の対象者のベースライン調査の試料(DNA、血漿、血清、尿)及び情報
・基本情報(年齢・性別)
・健康調査情報(検体検査情報、調査票(生活・食)情報、特定健康診査情報)
 ※ただし、自由記載の項目は除外する
約6.7万人
2020年6月追加 SNPアレイ情報(インピュテーション済み) 約5.4万人

 

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東北メディカル・メガバンク統合データベースdbTMMカタログ >2.3.1 地域住民コホート特定健診相乗り型ベースライン調査 TMM 67K(2020年6月5日リリース)

6万7千人分の生体試料・情報の分譲を開始 ‐食事などの生活情報から検査値まで幅広い情報を網羅‐【プレスリリース】

東北メディカル・メガバンク計画における歯科関連調査の設計・戦略および進捗状況に関する論文がThe Tohoku Journal of Experimental Medicine誌に掲載

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地域医療支援部門の坪井明人教授らによる、東北メディカル・メガバンク計画のコホート研究における歯科関連調査の位置づけと戦略および進捗に関する論文がThe Tohoku Journal of Experimental Medicine誌に掲載されました。

この論文で坪井教授らは、東北メディカル・メガバンク計画の地域住民コホート研究および三世代コホート研究の各々における歯科関連調査の位置づけと戦略を示しました。両コホート調査に登録された約15万人の地域住民のうち、歯科関連調査に参加した約3.2万人の分析から、震災後の宮城県内在住の地域住民におけるう蝕や歯周病の罹患状況を明らかにしました。この横断的研究は、前向きゲノムコホート研究のベースライン調査をなしており、全身疾患、ライフスタイル、ライフイベント、遺伝的背景の間の相互作用から生じる口腔の健康と疾患に関する将来の研究のためのユニークで重要なプラットフォームを提供するものと期待されます。
本論文は、2020年6月23日にThe Tohoku Journal of Experimental Medicine誌の電子版 に掲載されました。

書誌情報

タイトル:Design and Progress of Oral Health Examinations in the Tohoku Medical Megabank Project
著者名:Akito Tsuboi, Hiroyuki Matsui, Naru Shiraishi, Takahisa Murakami, Akihito Otsuki, Junko Kawashima, Tomomi Kiyama, Toru Tamahara, Maki Goto, Shihoko Koyama, Junichi Sugawara, Eiichi N. Kodama, Hirohito Metoki, Atsushi Hozawa, Shinichi Kuriyama, Hiroaki Tomita, Masahiro Kikuya, Naoko Minegishi, Kichiya Suzuki, Seizo Koshiba, Gen Tamiya, Nobuo Fuse, Yuichi Aoki, Takako Takai-Igarashi, Soichi Ogishima, Tomohiro Nakamura, Mika Sakurai-Yageta, Fuji Nagami, Kengo Kinoshita, Shigeo Kure, Ritsuko Shimizu, Keiichi Sasaki, Masayuki Yamamoto
掲載誌:The Tohoku Journal of Experimental Medicine
掲載日: June 23, 2020
DOI: 10.1620/tjem.251.97

 

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研究者の方々へ >論文等成果 >デザイン論文

ゲノム解析室 技術補佐員 募集(7/17締切)

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募集人員:1名

採用予定日:採用決定後できる限り早い時期(令和2年8月1日以降)

職務内容:主にヒトを対象とした研究のための実験補助(溶液の調整、試料の分注、機器の簡単な操作、データ管理など)

応募条件:
1. 理系大学卒業者、もしくは同等の能力を有する方。
2. 基本的なPC操作(Word, Excel, 電子メール)を習得されている方。
3. 実験の補助業務の経験の有る方が望ましい。

提出期限:令和2年7月17日(金)
※書類審査は適宜行います。適任者が見つかり次第公募を締め切ります。

詳細は公募要項をご覧ください。
履歴書はこちらからダウンロードしてください。

問合せ先

待遇等:総務係 円谷 電話022-728-3964
職務内容:ゲノム研究室 勝岡 電話022-273-6214

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ゲノム解析室

うつ病に関する症状を血中の代謝物情報から機械学習を用いて予測する論文がTranslational Psychiatry誌に掲載

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脳と心の研究推進室の高橋雄太医員(東北大学病院精神科)と富田博秋教授、リスク統計解析室の田宮元教授のグループによる、血中の代謝物濃度分布に数理モデルを応用してうつ病に関する症状(うつ症状)との関連を調べた論文が、Translational Psychiatry誌に掲載されました。

本研究では、東北メディカル・メガバンク機構による血漿オミックス解析結果を収載したデータベースである日本人多層オミックス参照パネル(jMorp)が使用されています。jMorpで公開されている情報のうち、代謝物の情報を用いて、複数の数理モデル間での予測精度の違いを検討しました。そして、理化学研究所高次元統計モデリングチームの山田誠チームリーダーらが開発したthe Hilbert–Schmidt independence criterion least absolute shrinkage and selection operator (HSIC Lasso)法を用いたモデルが、従来の数理モデルを用いた予測よりも、代謝物からうつ症状のより多くを説明できることを示しました。
うつ症状を血漿代謝物から予測しようとする試みは、個別化医療や病態生理解明の目的で、これまでにも世界的に行われていますが、使われるデータサイズが小さいことや、代謝物と精神症状の複雑な関係を説明する適切な数理モデルがないことが問題となっていました。本研究はうつ症状を代謝物から予測する研究としては、世界最大規模のものです。

高橋雄太医員は、ToMMoクリニカル・フェロー(TCF)として地域医療に従事しながら、この研究を行いました。

書誌情報

タイトル:Improved metabolomic data-based prediction of depressive symptoms using nonlinear machine learning with feature selection
著者名:Yuta Takahashi, Masao Ueki, Makoto Yamada, Gen Tamiya, Ikuko N. Motoike, Daisuke Saigusa, Miyuki Sakurai, Fuji Nagami, Soichi Ogishima, Seizo Koshiba, Kengo Kinoshita, Masayuki Yamamoto, Hiroaki Tomita
掲載誌:Translational Psychiatry
Published online: 19 May 2020
DOI: 10.1038/s41398-020-0831-9


詳細検査情報の分譲データに約1万2千人分のSNPアレイ情報が追加されました

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地域住民コホート参加者のうち宮城県内7か所の地域支援センターで詳細な検査を受けた約1万8千人のデータ分譲に、約1.2万人分のSNPアレイ情報を追加しました。
今回新たに分譲対象として追加されたものは、ジャポニカアレイ®v2でジェノタイピングされた12,145人分のSNPアレイ情報(インピュテーション済み)です。

地域住民コホート 宮城 地域支援センター型ベースライン調査18K(2.8.1)の詳細
時期 分譲対象
分譲中 ・基本情報
・検体検査情報(血液・尿検査)
・調査票(生活・食)情報
・生理機能検査情報(身長測定、体組織測定、腹囲測定、眼科検査(眼軸長測定、眼圧測定、網膜神経繊維層測定、眼底検査、角膜測定)、聴力測定、肺機能測定、呼吸抵抗測定、推定中心血圧測定、頸動脈超音波検査、骨量測定、脚伸展力測定、握力測定、歯科検診、随時血圧測定)
・タブレット調査票情報
・家庭血圧計・歩数計測定情報
約1.8万人
2020年6月追加 SNPアレイ情報(インピュテーション済み) 約1.2万人

 

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東北メディカル・メガバンク統合データベースdbTMMカタログ >2.8.1 地域住民コホート 宮城 地域支援センター型 ベースライン調査 18K (2020年6月30日リリース)

1万8千人分の詳細検査情報のデータ分譲を開始

【オンライン開催】第2回 医薬品開発研究センターシンポジウムを開催します(7/28)

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 2020年7月28日(火)、ToMMoが参画する未来型医療創成センター(INGEM)と、東北大学大学院薬学研究科の共催で「第2回 医薬品開発研究センターシンポジウム」をZOOMによるオンラインで開催いたします。どなたでもご参加いただけますが事前登録制となっております。ご興味のある方は、奮ってご参加ください。
 未来型医療創成センター(INGEM)の参画部局の一つである薬学研究科では、医薬品開発研究センター(RCPD)を立ち上げ、分野横断的な創薬体制の構築を目指しています。医薬品開発研究センター(RCPD)では、3本の柱として脳、免疫、代謝・酸化ストレスの3グループを立ち上げています。
 今回のシンポジウムでは酸化ストレスを取り上げて、異なる領域の先生方にご登壇いただきます。

概要

 日  時 :令和2年7月28日(火)13:30ー17:00
 会  場 :ZOOMによるオンライン開催
      ※事前参加登録が必要です
参加方法:詳細のポスターの右下に記載のQRコードから参加登録していただくか
     コチラからご登録ください。
登録締切:令和2年7月27日(月)17時
      ※参加登録された方に順次専用URLをご連絡いたします。
 主  催 :東北大学大学院薬学研究科
 共  催 :東北大学未来型医療創造卓越大学院プログラム
      東北大学未来型医療創成センター

詳細

ポスター
プログラム詳細

関連リンク

東北大学大学院薬学研究科
東北大学未来型医療創造卓越大学院プログラム
東北大学未来型医療創成センター

 

第24回ゲノム・オミックス連携推進セミナー開催のお知らせ(7/16)

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第24回ゲノム・オミックス連携推進セミナーを下記のとおり開催いたします。オープンなセミナーですので、どなたでもご参加いただけます。お申込みは不要です。

なお、感染防止対策のため、消毒・換気の上で開催いたします。ご参加いただきます際には、マスク着用等のご配慮をお願いいたします。

【日時】7月16日(木)16:00~17:30
【場所】東北メディカル・メガバンク棟 3階 大会議室
【講師】浜本 隆二 先生
    国立がん研究センター研究所 がん分子修飾制御学分野 分野長
【演題】「臨床応用を志向したメディカルAI研究 -Precision Medicine時代の医療ビッグデータ解析-」

セミナー案内

セミナー要旨

 深層学習技術の登場、GPUを中核とした計算機環境の進歩、及びデータベース拡充による医療ビッグデータが利活用できる環境が整った事などの理由により、現在医療分野においてもAIの活用に注目が集まっている。このような状況の中、演者を研究代表とした研究課題「人工知能を用いた統合的ながん医療システムの開発」が、2016年度戦略的創造研究推進事業(CREST)に採択され、国立がん研究センターを中心に、AI技術を用いた新しいがん医療システムの開発プロジェクトが開始された。主に、大規模な患者さんの詳細なマルチオミックスデータ(ゲノムデータ、エピゲノムデータ、医用画像データなど)と臨床情報を組み合わせて解析することにより、診断・治療の精度を高め、Precision Medicine推進に貢献することを目標としており、これまで深層学習技術を活用したリアルタイム内視鏡システムの開発など複数の成果を発表してきた。本講演では、これまでCREST及びPRISMという国の大型プロジェクトを研究代表として、また文部科学省が設置した、本邦のAI研究の中核組織である理化学研究所革新知能統合研究センターで、チームリーダーとしてメディカルAI研究を推進してきた経験を基に、AIの医療応用の現状及び今後の可能性などを紹介する。

問い合わせ先

東北メディカル・メガバンク機構
ゲノムプラットフォーム連携センター 木下、田宮、櫻井
連絡先:seminar*gpc.megabank.tohoku.ac.jp
       (*を@に変えてください)

関連リンク

【開催延期】第24回ゲノム・オミックス連携推進セミナー開催のお知らせ(6/26)
【開催延期】第24回ゲノム・オミックス連携推進セミナー開催のお知らせ(4/10)
第23回ゲノム・オミックス連携推進セミナー開催のお知らせ(3/2)
第22回ゲノム・オミックス連携推進セミナー開催のお知らせ(2/18)

第1回バイオバンク・ネットワーク ウェビナー開催のお知らせ(7/27)

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AMEDゲノム医療実現推進プラットフォーム事業(ゲノム研究プラットフォーム利活用システム)による第1回バイオバンク・ネットワークウェビナー「大規模なゲノム解析情報の集積とバイオバンク」を下記の通り開催いたします。ご興味のある方は奮ってご参加ください。

概要

【セミナー名】第1回バイオバンク・ネットワークウェビナー
       「大規模なゲノム解析情報の集積とバイオバンク」
【日時】2020年7月27日(月)17:00~18:40
【開催方法】Zoom(オンラインセミナーでのリアルタイム配信形式)
【定員】500名
【参加費】無料
【参加登録】下記より参加登録をお願いいたします。
      参加登録申込みはこちら
【参加登録締切】7月20日(月)16:00まで

プログラム

17:00~
「はじめに」
       東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 特任教授 長神 風二

17:05~
「GEMJプロジェクトによる日本各地の全ゲノム解析情報を統合した参照パネル構築の紹介」
         バイオサイエンスデータベースセンター 研究員 豊岡 理人

17:35~
「我が国の大規模バイオバンクを活用したGWAS研究‐最新の論文紹介‐」
         東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授 鎌谷 洋一郎

18:05~
「バイオバンク横断検索システムによるバイオバンク・ネットワークの試料・情報の利用
 ‐GEMJ全ゲノム解析等の大規模バイオバンクを用いた
                       GWAS解析に必要な情報の検索等- 」
          東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 教授 荻島 創一
18:20~
「質疑応答・総合討論」

主催・お問い合わせ先

AMEDゲノム医療実現推進プラットフォーム事業(ゲノム研究プラットフォーム利活用システム)事務局 東北大学 東北メディカルメガバンク機構内
連絡先:cross_search*pr.megabank.tohoku.ac.jp(*を@に変えてください)

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バイオバンク横断検索システム
バイオバンク横断検索システム運用開始~国内のバイオバンク7機関で保有する65万検体の試料・20万件の情報が一括で検索可能に~【プレスリリース】

ゲノムプラットフォーム連携センター 技術補佐員 募集(8/7締切)

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職種:技術補佐員 

募集人員:1名 

採用予定日:採用決定後できるだけ早い時期

職務内容:データ整理集計、データ解析補助、報告書作成の補助等

スキル:
・基本的なPC 操作(ワード、エクセル、パワーポイント等)を習得していること
・ターミナルでのコマンドライン操作が可能であること
・Python あるいはR の使用経験のある方を歓迎します

提出期限:令和2年8月7日(金)
 但し、適任者が見つかり次第締め切る場合があります。

詳細は公募要項をご覧ください。
履歴書はこちらからダウンロードしてください。

問合せ先

待遇等に関する問合せ先:総務係 022-728-3964
職務内容に関する問合せ先:ゲノムプラットフォーム連携センター 芳賀 022-274-6040

関連リンク

「毒を以て毒を制す」悪性腫瘍の治療法~逆転の発想による治療抵抗性腫瘍の新しい治療戦略~【プレスリリース】

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発表のポイント

• 抗がん剤や放射線治療に抵抗性を示す腫瘍に対する新しい治療戦略の有効性を、マウスを用いた実験で実証しました。
転写因子※1Nrf2の活性化を伴う治療抵抗性※2の腫瘍に対して、周囲の正常細胞のNrf2を活性化させることで、腫瘍の進行を抑制できることを明らかにしました。
• 転写因子Nrf2の活性化は正常細胞を防御する役割もあり、副作用の少ない治療法になると期待できます。

概要

転写因子Nrf2の活性化は、肺がんや食道がんなど様々ながんで見られ、がん細胞に抗がん剤や放射線に対する治療抵抗性を獲得させることで患者の予後を悪化させます。このようながんに対して、がん細胞のNrf2を抑制する治療法が開発されていますが、副作用の心配もあり、現在はまだ実用化されていません。
東北大学大学院医学系研究科の鈴木未来子准教授、山本雅之教授らは、がん細胞のNrf2を抑制するのではなく、がん周囲の正常細胞(特に免疫細胞)においてNrf2を活性化させることで、がんの進行を抑制できることを、マウスを用いた実験で実証しました。Nrf2の活性化は正常細胞を防御する役割もあるため、副作用の少ない治療法になると期待されます。

【図】 周囲の正常細胞における Nrf2 活性化による腫瘍抑制効果。野生型マウスに Nrf2 活性化腫瘍を作らせると、腫瘍が増大する(左)のに対し、 全身で Nrf2 を活性化させたマウスでは腫瘍が抑制される(右)

 

今回の研究成果は、日本時間2020年7月8日に米国癌学会の学術誌「Cancer Research」のオンライン版で公開されました。

プレスリリース詳細

論文情報

<タイトル>
Microenvironmental activation of Nrf2 restricts the progression of Nrf2-activated malignant tumors
<著者>
Makiko Hayashi, Ayumi Kuga, Mikiko Suzuki, Harit Panda, Hiroshi Kitamura, Hozumi Motohashi and Masayuki Yamamoto
<雑誌>
Cancer Research
<DOI>
10.1158/0008-5472.CAN-19-2888

用語解説

[1] 転写因子
DNAに結合し、遺伝子の発現を制御するタンパク質の総称。

[2] 治療抵抗性
標準的な治療を行っても、効果がみられないこと。

三世代コホート調査全体のデータがdbTMMカタログに追加されました

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三世代コホート調査参加者のベースライン調査の基本情報、健康調査情報を、2020年7月7日に東北メディカル・メガバンク 統合データベース dbTMMカタログに追加しました。

今回のリリースである、dbTMMカタログ 2.7.0は、インターネット上に公開され、どなたでも約20,000家系、約68,000人の基本情報、健康調査情報の項目、データ数等の統計量、分布等のグラフを閲覧することができます。

なお、リリース2.7.0の分譲は近日中に開始予定です。

関連リンク

東北メディカル・メガバンク統合データベースdbTMMカタログ >2.7.0 三世代コホート ベースライン調査 73K(2020年7月7日リリース)


第25回ゲノム・オミックス連携推進セミナー開催のお知らせ(7/21)

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第25回ゲノム・オミックス連携推進セミナーを下記のとおり開催いたします。オープンなセミナーですので、どなたでもご参加いただけます。お申込みは不要です。

なお、新型コロナウイルス感染防止対策のため、消毒・換気の上で開催いたします。
ご参加いただきます際には、マスク着用等のご配慮をお願いいたします。

詳細

【日時】7月21日(火)15:00~16:15
【場所】東北メディカル・メガバンク棟 3階 大会議室
【講師】牧野 能士 先生
    東北大学大学院 生命科学研究科 進化ゲノミクス分野 教授
【演題】「疾患を引き起こす有害コピー数多型推定の進化学的アプローチ」

セミナー案内

セミナー要旨

 遺伝子のコピー数多型(Copy Number variation;CNV)の多くは害がなく中立的であると考えられるが、中には有害な影響を及ぼすものもあり、様々な疾患に関与している。CNVが原因となる疾患は、量感受性遺伝子(Dosage Sensitive Gene;DSG)の増減が主な原因であると推察される。DSGは遺伝量変化に脆弱であるため、消失や重複が起きると有害な影響をもたらす。そのため、DSGを含むCNVを持つ個体では、遺伝子量のバランスが崩れて疾患を発症する。我々は、進化学的なアプローチによりヒトゲノム中に存在するDSGを大量に推定した。本セミナーではDSGが、ダウン症候群、精神疾患、アルツハイマー病などのヒト疾患に関与している例を紹介する。

問い合わせ先

東北メディカル・メガバンク機構
ゲノムプラットフォーム連携センター 木下、田宮、櫻井
連絡先:seminar*gpc.megabank.tohoku.ac.jp
         (*を@に変えてください)

関連リンク

第24回ゲノム・オミックス連携推進セミナー開催のお知らせ(7/16)
【開催延期】第24回ゲノム・オミックス連携推進セミナー開催のお知らせ(6/26)
【開催延期】第24回ゲノム・オミックス連携推進セミナー開催のお知らせ(4/10)
第23回ゲノム・オミックス連携推進セミナー開催のお知らせ(3/2)

ウェブサイト閲覧一時停止のお知らせ(7/21)

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東北大学内のネットワークメンテナンスのため、下記の日程で、東北メディカル・メガバンク機構および関連のウェブサイトが一時閲覧不可となります。

【日程】
2020年7月21日(火)21:00~24:00 

【対象となるウェブサイト】
東北メディカル・メガバンク機構
東北メディカル・メガバンク機構 english
長期健康調査
三世代コホート調査
地域住民コホート調査
スマイリーマミープログラム(SMP)
scene of gene
バイオバンク試料・情報関連ウェブサイト

ご不便、ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

妊娠高血圧症候群罹患と高血圧発症の関連性についての論文がHypertension Research誌に掲載されました

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地域医療支援部門長菅原準一教授の研究グループによる、妊娠高血圧症候群罹患と高血圧発症の関連性についての論文が国際科学誌Hypertension Research誌に掲載されました。

本研究では、東北メディカル・メガバンク計画地域住民コホート調査参加者のうち、分娩歴のある約33,000名(平均年齢60歳前後)の女性を対象に、過去の妊娠高血圧症候群(HDP)の罹患と高血圧の発症の有無について、年齢層別に肥満の有無との関連性を統計解析致しました。その結果、妊娠中にHDPに罹患した場合、約半数の女性が高血圧を発症することがわかりました。また、高血圧の発症リスクは若年であるほど高いことや、HDP既往女性が肥満傾向にある場合、特に高血圧の発症リスクが高いことがわかりました。
これまで、欧米人を対象としたHDPと将来の高血圧の関連性は報告されていましたが、日本人の地域の住民の方々を対象としたこのような解析はほとんどなく、本研究成果が本邦初めてとなります。HDP罹患女性では、特に分娩後早期から適切な体重管理を行うことで、将来の高血圧発症やそれに伴う心血管系障害の予防の可能性を示唆するものであり、ライフコースを通じた先制医療に繋がることが期待されます。

書誌情報

タイトル:Hypertensive disorders of pregnancy, obesity, and hypertension in later life by age group: a cross-sectional analysis
著者名:Maiko Wagata, Mana Kogure, Naoki Nakaya, Naho Tsuchiya, Tomohiro Nakamura, Takumi Hirata, Akira Narita, Hirohito Metoki, Mami Ishikuro, Masahiro Kikuya, Kozo Tanno, Akimune Fukushima, Nobuo Yaegashi, Shigeo Kure, Masayuki Yamamoto, Shinichi Kuriyama, Atsushi Hozawa, Junichi Sugawara
掲載誌:Hypertension Research
Published online: 13 May 2020
DOI: 10.1038/s41440-020-0463-8

【scene of gene】「棒状で増やすか環状で増やすか―新たなシークエンサー開発―」を公開

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ゲノムにまつわる情報を連載するscene of gene。
新たな記事「棒状で増やすか環状で増やすか―新たなシークエンサー開発―」が公開されました。

塩基配列を調べる方法は次世代シークエンス技術として飛躍的な進歩を遂げていますが、今までとはまったく異なる原理によってDNA断片を増やす技術が開発されました。環状にしたDNAを鋳型にしたローリングサークル型のDNA増幅は、現在主流の棒状のDNA増幅よりもエラーが入り込みにくい仕組みになっています。是非ご覧ください。


【sene of gene】棒状で増やすか環状で増やすか―新たなシークエンサー開発―

 

scene of gene~ようこそゲノムの世界へ~
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梶原将文部科学省官房審議官らが来訪されました

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7月15日(水)、文部科学省より、梶原 将文部科学省大臣官房審議官(科学技術・学術政策局担当)らがToMMoを来訪されました。

山本機構長からの事業概要説明、質疑応答が行われた後、オミックス解析室、アレイ解析室、地域支援仙台センター、バイオバンク室、クリニカルバイオバンク室、スーパーコンピュータ室などを見学されました。

梶原審議官からは、「未来型医療の実現には、ToMMoのような最先端の研究設備と優れた科学技術人材が重要。国としても、研究設備と科学技術人材をしっかりと位置付けて施策を推進していかなければならない。また、ライフサイエンスは複数の省庁が密接に関係する研究開発分野なので、文部科学省としてもしっかり調整していきたい」とコメントされました。

バイオバンク室でご説明を受けられる様子(写真中央が梶原審議官)

仙台子どもけんこうスクエアのご説明を受けられる様子

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