2019年10月17日(木)、神奈川県より首藤健治副知事ら3名さまがToMMoを来訪されました。
東北メディカル・メガバンク機構の事業概要とこれまでの成果や進捗などについて、山本機構長より説明を受けたのち、アレイ解析室、スーパーコンピュータ室、MRI室、バイオバンク室、シークエンス解析室、地域支援仙台センターおよび仙台子どもスクエアをご視察され、ご意見交換を行いました。
スーパーコンピュータ室にて青木助教より説明を受ける首藤副知事
首藤副知事(中央)を囲んで機構長室にて
2019年10月17日(木)、神奈川県より首藤健治副知事ら3名さまがToMMoを来訪されました。
東北メディカル・メガバンク機構の事業概要とこれまでの成果や進捗などについて、山本機構長より説明を受けたのち、アレイ解析室、スーパーコンピュータ室、MRI室、バイオバンク室、シークエンス解析室、地域支援仙台センターおよび仙台子どもスクエアをご視察され、ご意見交換を行いました。
スーパーコンピュータ室にて青木助教より説明を受ける首藤副知事
首藤副知事(中央)を囲んで機構長室にて
2019年10月28~29日の2日間にわたりアメリカ・メリーランド州のBethesdaで開催される「2019 NIH-Japan-JSPS symposium」に、当機構ゲノム解析部門の布施 昇男教授と予防医学・疫学部門の石黒真美助教が登壇いたします。このシンポジウムは東北大学と米国国立衛生研究所(NIH)との間で定期的に開催されています。
日時:2019年10月28日(月)~29日(火)※現地日時
場所:Advances in Inflammation Research, Lipsett Amphitheater, Bethesda, Maryland, United States
プログラム(抜粋):
〇Day2
9:45-10:45 am: Session Commemorating the 2011 Great East Japan Earthquake and Tsunam
9:45-10:15 am: Mami Ishikuro (Tohoku Medical Megabank Organization, Tohoku University):
”What impact does the Great East Japan Earthquake have on our health?”
10:15-10:45 am: Nobuo Fuse (Tohoku Medical Megabank Organization, Tohoku University):
”The Tohoku Medical Megabank Project to realize personalied medicine”
詳細はこちら
2019年10月6日(日)に石巻市遊楽館で開催される「第8回石巻市民食育健康フェスティバル」に参加します。
ToMMoのブースでは、コホート調査の結果をご紹介したり詳細二次調査についてご案内をします。ほかにもトークイベントや健康○×クイズなど健康づくりに役立つさまざまな催しがありますでぜひ会場にお越しください。
◆日時/2019年10月6日(日)10:00~14:30
◆場所/石巻市遊楽館(河南地区)
◆主催/石巻市民食育健康フェスティバル実行委員会
詳細は「第8回石巻市民食育健康フェスティバル」(石巻市ウェブサイト)をご確認ください。
募集人員:1名
採用予定日:2019年12月1日
職務内容: 情報ネットワークサービス(メール・ウェブホスティング、有線・無線LAN接続、VPN接続、グループウェア等)の運用支援、アカウント管理、ネットワーク管理、テレビ会議システムの運用管理、東北大学星陵キャンパスにおける大学構成員向け情報ネットワークサービスの利用支援および問い合わせ対応。
応募条件:(a)~(c)のうち、二つ以上の経験を有すること
(a) ネットワークサービスのシステム設定やアカウント登録などの運用支援
(b) ネットワークサービスのマニュアル作成
(c) メール・電話によるネットワークサービスに関する問い合わせ対応
※Windowsサーバ・Linuxサーバ・ネットワーク機器・テレビ会議システムの操作の経験があれば尚可。
提出期限:2019年11月20日(水)
詳細は公募要項をご覧ください。 履歴書はこちらからダウンロードしてください。
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 情報基盤室 電話:022-717-8024
職名:学術研究員または技術補佐員(SE・プログラマー)
募集人員:1名(時間雇用)
※フルタイム希望の場合は要相談
採用予定日:令和2年1月1日
職務内容:
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構地域住民コホート室では、被災地における地域住民コホート調査の中核となって働いて頂く学術研究員または技術補佐員を募集致します。
住民のための健康調査を円滑に実施することにご協力頂ける方の応募をお待ちしております。
応募資格:
1. SQLによるデータベース構築(オラクル)の経験を有する方(学術研究員)またはSQLの知識を有する方(技術補佐員)
2. Linuxの経験(基本的な操作で十分です)があれば尚可
3. SASの知識があれば尚可
4. ネットワーク・サーバ管理の基本的な知識があれば尚可
5. 協調性をもって業務に取り組める方
提出期限:令和2年12月13日(金)必着
詳細は公募要項(学術研究員・技術補佐員)をご覧ください。
履歴書はこちらからダウンロードしてください。
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 総務係
電話:022-728-3964
募集人員:1名
採用予定日:令和2年1月1日以降
職務内容:
1.東北メディカル・メガバンク計画コホート検体の匿名化作業
2.上記匿名化作業に付随する書類作成、データ登録、メール管理、電話応対など
*職務内容の詳細については、下記連絡先にお問合せください。
応募資格:
1.Excel、Word、PowerPoint、メールなどのソフトウェアを使うことができる方
(実務経験があればなお良い)
2.マニュアルやルールに則り作業できる方
3.臨床検査、看護師経験者など医療従事の経験のある方が望ましい
臨床検体の入った試験管などを扱う仕事ですので、安全衛生に関する知識のある方を優先します。
知識や経験の無い方については、着任後に教育訓練を行います。
4.協調性をもって丁寧に職務に取り組める方
提出期限:令和元年12月13日(金)
※締切前でも採用者が決まり次第、募集を締め切らせて頂きます。
詳細は公募要項をご覧ください。 履歴書はこちらからダウンロードしてください。
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構
待遇面:総務係 電話:022-728-3964
業務内容:檀上 稲穂 電話:022-273-6214
東北大学大学院医学系研究科で短期研修の受け入れをしている「日本・アジア青少年サイエンス交流事業 さくらサイエンスプラン」の研修生が、10月24日(木)に東北メディカル・メガバンク棟を見学しました。この交流事業では2014年以来、当機構を定期的に訪問いただいています。
今回は台湾の今回は台湾の国立南投高級中学、台北市立大同高級中学(日本の高校にあたる)より13名が研修生として来訪し、スーパーコンピュータ室、地域支援仙台センター、シークエンス解析室、バイオバンク室、アレイ解析室を見学しました。普段ではなかなか間近で見ることのできない施設や作業の様子を見学、多くの質問している研修生の姿が見られました。
シークエンス解析室にて齋藤さかえ講師より説明を受ける一行
バイオバンク室にて西島維知子講師より説明を受ける一行
日本質量分析学会が主催する、第1回東北談話会を下記の通りに開催いたします。ToMMoのオミックス解析で活躍している質量分析計の様々な応用例について、最先端で研究を行なっている4人の講師の御講演を予定しております。オープンな学会ですので、ご興味のある方はどなたでもご参加いただけます。事前登録をお願いしておりますが、当日参加も可能です。
【日時】2019年11月16日(土)13:00~18:15
【場所】東北メディカル・メガバンク棟 3階 大会議室
講演1:「隕石から生命分子の起源を解き明かす」
古川善博(東北大学大学院理学研究科)
講演2:「多層オミックス解析による認知症の早期発見のためのバイオマーカー探索」
多田羅洋太(弘前大学医学研究科)
講演3:「植物メタボローム解析で解き明かす」
若山正隆(慶應義塾大学先端生命科学研究所)
講演4:「病態分子機構解明を指向した新規バイオマーカー解析」
前川正充(東北大学病院薬剤部)
主催:一般社団法人日本質量分析学会東北談話会
共催:東北大学東北メディカル・メガバンク機構、一般社団法人質量分析学会男女共同参画推進委員会
東北談話会世話人代表
三枝大輔(東北大学東北メディカル・メガバンク機構/大学院医学系研究科)
saigusa*tohoku.ac.jp
(*を@に変えてください)
申し込みの際は、下記についてお知らせ下さい。
①お名前、②ご所属、③メールアドレス、④日本質量分析学会 会員または非会員、
⑤情報交換会参加または不参加
・ 日本国内のバイオバンクで保有する試料・情報を一括して検索可能な「バイオバンク横断検索システム」の開発を行い、運用を開始しました。
・ 本システムについては、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)のゲノム医療実現推進プラットフォーム事業(ゲノム研究プラットフォーム利活用システム)の研究開発課題「ゲノム医療実現推進のためのバイオバンク利活用促進に向けたバイオバンク・ネットワーク構築と運用支援に関する研究開発」(研究開発代表者:東北大学東北メディカル・メガバンク機構 荻島創一教授)により開発されました。
・ 本システムで検索対象なのは、わが国の3大バイオバンク(バイオバンク・ジャパン(BBJ)、東北メディカル・メガバンク計画(TMM)、ナショナルセンター・バイオバンクネットワーク(NCBN))及び中核的な大学病院等の診療機関併設型バイオバンクである京都大学医学部附属病院クリニカルバイオリソースセンター(KUB)、東京医科歯科大学疾患バイオリソースセンター(TMDU-BRC)、筑波大学附属病院つくばヒト組織バイオバンクセンター(THB)、岡山大学病院バイオバンク(OBB)が保有する試料・情報です。総計約30万人分に相当する、約65万検体の試料や約20万件のゲノム情報等の解析情報の有無を公開し、検索可能にしています。
・ 国内のバイオバンクの連携により、国レベルで数十万を超える規模で試料・情報の横断的な検索が可能なバイオバンク・ネットワークが形成されました。これは国際的にも非常に先進的な取組みです。
・ 今後、試料の品質管理情報等も検索可能にするなど、バイオバンク横断検索システムの高度化に取り組み、アカデミアや産業界を含む利用者が、同システムを利用して、ネットワークに参画するバイオバンクの試料・情報を、ワンストップで入手するためのコーディネート機能の実現を目指します。
「バイオバンク横断型の試料・情報検索システムの基盤構築とプロトタイプ開発」の研究開発課題のプロトタイプ開発を受けて、統合データベースdbTMMをベースとして、バイオバンク横断検索システムの初版を開発しました。
バイオバンク横断検索システムは、下記のバイオバンクが保有する試料・情報に関する分散データベースを横断して検索することができます。
1. 検索対象のバイオバンク
(1)3大バイオバンク
① バイオバンク・ジャパン(BBJ)
② 東北メディカル・メガバンク計画(TMM)
③ ナショナルセンター・バイオバンクネットワーク(NCBN)
※6つの国立高度専門医療研究センター(National Center:NC)のバイオバンクを繋ぎ、効率的に研究者に提供する活動を行っています。6つそれぞれのセンターは以下です。
・国立がん研究センター
・国立循環器病研究センター
・国立精神・神経医療研究センター
・国立国際医療研究センター
・国立成育医療研究センター
・国立長寿医療研究センター
(2)診療機関併設型バイオバンク
① 京都大学医学部附属病院クリニカルバイオリソースセンター(KUB)
② 東京医科歯科大学疾患バイオリソースセンター(TMDU-BRC)
③ 筑波大学附属病院つくばヒト組織バイオバンクセンター(THB)
④ 岡山大学病院バイオバンク(OBB)
2. 検索対象の項目
(1) 協力者情報
①性別 ②既往症・併存症
(2) 試料情報
①病名 ②試料種類 ③試料採取時年齢
(3)解析情報
① 解析情報種類(全ゲノム、全エクソーム等)
② ベンダー(解析装置の開発会社)
③ プラットフォーム(解析装置の製品名)
病名や試料種類などは、ICD-10やMIABISなどの標準に則っており、国内のバイオバンクの保有試料・情報を標準化された形式で横断検索することができます。国外ではBBMRI-ERICがバイオバンクの試料を検索するSample Locator の計画を進めており、ドイツのGerman Biobank Allianceは2019年10月、Sample Locatorのサービスを開始しました。このように、バイオバンク・ネットワークを構築し、横断的な試料の検索により利活用を促進することは、国際的にも非常に先進的な取組みであり、試料だけでなく、ゲノム情報等の解析情報もあわせて横断的に検索することができる点で、世界的に類をみないものです。
プレスリリース詳細(PDF)
2019年10月30日(木)、アフリカ・セネガル共和国よりセネガル保健活動省保健総局アドバイザーのDr. Bineta Sene様ら7名がToMMoを来訪されました。一行はセネガル保健社会活動省代表団の研修旅行で来日、JICAとセネガル政府の技術協力プロジェクトのもと医療サービスの提供・改善、セネガルにおける課題解決能力向上を目的として、宮城を訪問されToMMoにもお越しいただきました。
一行は長神特任教授からの事業説明のち、スーパーコンピュータ室、バイオバンク室、シークエンス解析室、地域支援仙台センター、仙台子どもけんこうスクエアを視察されました。その後、セネガルでの医療やゲノム解析の現状などについてもお話いただき、ToMMoのコホート調査やバイオバンク事業、具体的な成果などご質問いただきました。最後に「質だけでなく規模においても素晴らしい研究をしている組織で、今回の訪問が我々にとって今後の活動のモチベーションの源となるものになった」とのお言葉をいただきました。
勝岡准教授より説明を受けるご一行(シークエンス解析室にて)
峯岸教授より説明を受けるご一行(バイオバンク室にて)
2019年10月30日、横浜市経済局ライフイノベーション・特区推進担当理事 ⼩澤明夫様ら6名様はじめ公益財団法⼈ ⽊原記念横浜⽣命科学振興財団、株式会社バイオフロンティアパートナーズから総計8名の皆さまが当機構に来訪されました。
山本 雅之機構長から東北メディカル・メガバンク事業の概要や進捗状況等の説明を受けられた後、アレイ解析室、スーパーコンピュータ室、バイオバンク室、シークエンス解析室、地域支援仙台センターおよび仙台子どもスクエアをご視察されました。また、事業の運営やバイオバンク構築、試料・データの活用や企業との連携などさまざまな意見交換が行われました。
当機構の発足時に地域医療支援部門長を務め、 その後東北大学理事などを歴任され、機構長特別補佐を務める伊藤貞嘉名誉教授が紫綬褒章を受章されました。紫綬褒章は11月3日付けで発令され、12月17日に伝達式が行われる予定です。
功績:
内科学、特に高血圧・腎臓学の分野において、尿細管細胞の緻密班が食塩を感知して、血圧調節ホルモン(レニン)や血液濾過を調節する腎臓学にとって根源的な課題を明らかにするとともに、慢性腎臓病の微量尿蛋白が脳・心血管病の発症と深く関連する機序の解明、さらに、慢性腎臓病と高血圧の国際的臨床研究により、新たな診断・治療法を開発するなどの優れた業績を上げた。
受賞後、東北メディカル・メガバンク機構に寄せたコメント:
東北メディカル・メガバンク計画に関われて本当に幸せでした。緊急課題の地域医療の支援から始まり、遠い未来までを見据た事業の展開は見事です。私は設立直後に大学の理事となり直接の貢献はできませんでしたが、この事業は東北大学にとどまらない人類社会の重要事項として支援してきました。東北メディカル・メガバンク機構の活動は未来を切り開くものです。さらなる飛躍を期待しています。
2019年11月7日(木)から9日(土)の3日間、長崎ブリックホール、長崎新聞文化ホールで開催される「日本人対遺伝学会第64回大会」へブース出展を行います。
会期:2019年11月7日(木)~11月9日(土)
時間:11月7日(木)9:00~18:00
11月8日(金)8:30~18:00
11月9日(土)9:00~15:00
会場:長崎ブリックホール(長崎市茂里町2-38)
ブースNo.24「東北大学 未来型医療創成センター(INGEM)」
ブースNo.25「バイオバンク横断検索システム」
大会にご参加の皆様におかれましては、ぜひブースへもお立ち寄りください。
2019年11月5日、ToMMoの山本雅之機構長をはじめとする7名が、村田町役場を訪問しました。
今年8月に新任された大沼克巳村田町長および健康福祉課の皆さまに、山本機構長から台風19号による浸水被害などへのお見舞いを申し上げるとともに、本事業の概要とこれまでの成果、今後の計画についてお話しました。その後、特に地域住民コホート調査については小暮真奈助教から、三世代コホート調査については小原拓准教授から村田町におけるコホート調査の結果説明を行いました。大沼町長からは「健康寿命を長くするために個人にあった生活習慣などの指導を行えるようになること、町としても全面的に応援していきたい」とお言葉をいただきました。
左から、大沼克巳町長、山本雅之機構長
大沼克巳町長と健康福祉課の皆さま、ToMMoの訪問メンバーと記念撮影
2019年2月に行われた「武田シンポジウム2019」の講演を基に書き下ろされた書籍『変容する世界ーゲノムバンク・ダークマター・ベーシックインカム』が、2019年10月30日に発行されました。本書では「東北メディカル・メガバンク計画と未来の医療」と題して行われた山本雅之機構長の講演と、シンポジウムで行われたパネルディスカッションが抄録されています。是非ご覧下さい。
変容する世界ーゲノムバンク・ダークマター・ベーシックインカム
共著/山本 雅之・宮崎 聡・井上 智洋・唐津 治夢
編集/一般財団法人武田計測先端知財団
出版社/丸善プラネット(株)
2019年10月30日発行
B6判 134ページ ISBN 978-4-86345-439-2 C0034
当機構では子どもの発達に関する健康調査(予備的調査)として、仙台市内で三世代コホート調査に参加の5歳児(2013年12月~2014年3月生まれ)350名を対象に発達に関する健康調査を2019年11月より実施いたします。
本調査は一次検査と二次検査の順で進める予定です(実施期間:2019年11月~2020年3月)。一次検査は対象となるお子さまの保護者さまに入力頂くWeb調査、また可能であれば幼児教育施設の担任の先生にご記入頂くアンケート調査を行います。調査結果を解析し、参加者お一人お一人に「個人結果票」を郵送いたします(2020年1月予定)。
お子さまの発達について更なる検査をご希望される方は、二次検査をお申込み頂けます。二次検査では当機構へお子さまと保護者さまにお越し頂き、小児科医と心理士による対面調査を実施いたします(2020年1~2月予定)。
その後、「二次検査結果票」を面談でお返しする際に、必要に応じて医療機関をご紹介させて頂きます(2020年3月予定)。
本調査を実施することにより、発達特性に関する研究推進と被災地住民の発達障害児を医療に繋げる体制構築に貢献して参りたいと考えております。
詳細(調査の流れ、よくあるご質問等)(PDF)
東北メディカル・メガバンク機構 三世代コホート調査発達調査係
TEL:022-273-6289(平日9:00~16:00)
E-mail: kodomo-cohort*ccc.megabank.tohoku.ac.jp
(*を@に変えてください)
2019年11月11日、経済産業省産業技術環境局より飯田祐二局長ほか2名が来訪されました。一行は呉副機構長、布施副機構長から概要説明を受けたのち、アレイ解析室、スーパーコンピュータ室、バイオバンク室、地域支援仙台センターをご視察されました。
バイオバンク室にて(左)地域支援仙台センターにて(右)
2019年11月12日(火)、当機構とStanford大学(アメリカ合衆国)との学術的交流を図ることを目的に、ToMMo-Stanford大学シンポジウム“Frontier of clinical and basic research towards personalized medicine”が開催されました。
シンポジウムでは8名の研究者が登壇し、各機関の取り組みや施設についての紹介、研究内容を発表されました。学内を中心に、数十名の参加があり、各発表に対しては熱心な質疑応答・意見交換がなされました。
実験動物中央研究所 理事長 野村 龍太 氏による開会の挨拶
Jeff Chen, Professor, National Taiwan University
Ronald G.Pearl, Professor and Chairman of Anesthesia and Director, SLDDDRS
Peter Kao, Associate Professor, Stanford University
John Morser, Chief of Staff, Stanford University
Pamela Flood, Professor, Stanford University
山本 雅之 機構長
小柴 生造 教授
勝岡 史城 准教授
また、午後にはハーバード大学の研究者も加わり、当機構の施設見学ツアーが行われました。研究者の皆さまはアレイ解析室、スーパーコンピュータ室、バイオバンク室、地域支援仙台センター、シークエンス解析室などを見学されました。
バイオバンク室にて
スーパーコンピュータ室にて記念撮影
職種:助教
募集人員:若干名
採用予定日:2020年3月1日以降(採用日応相談)
応募基準
1. 博士の学位を有する方
2. 疫学研究の実施経験があり医学統計、データ分析に知識・技術を有する方
主体的に調査を実施してデータを分析する十分な技術を有すること
3. 調査の実務に興味があるもの
※医師免許を有する方が望ましい
提出期限:2020年1月15日(水)必着
※締切り前でも適任者が決まり次第、募集を締め切らせて頂きます
詳細は 公募要項をご覧ください。
履歴書は こちら からダウンロードしてください。
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 総務係
電話 : 022-728-3964
2019年10月31日、ToMMoは第三回東北メディカル・メガバンク事業(宮城)地域協議会を開催しました。
冒頭、台風19号の被災者に向けて黙とうを行った後、山本雅之機構長の挨拶で会は始まりました。ご来賓の内閣官房健康・医療戦略室次長 渡辺その子様は日本人の基準ゲノム配列構築の成果と前向きコホート事業が医療にいかされることへの期待を語られました。続いて、日本医療研究開発機構理事長 末松誠様より、ToMMoのデータシェアリングにより希少難病や未診断疾患の領域で多くの方に正確な診断を早く届けることができたことへの感謝のお言葉をいただきました。また宮城県保健福祉部長 伊藤哲也様より、医師派遣を受けている自治体から感謝の声を受けていることと「今後も多くの成果が得られるよう県としても連携協力していく」と述べられました。宮城県医師会副会長 橋本省先生からは、「東北を未来型医療と最先端研究の拠点として東日本大震災の被災地の復興や健康管理に今後ともご尽力お願いします」と激励をいただき、東北大学病院長 冨永悌二先生からは、循環型医師派遣システムやがんゲノム医療における遺伝子解析、大学病院で採取した組織のバンキングなど大学病院との協力関係についてお話しされました。
ToMMoからは長神風二特任教授、寳澤篤教授、栗山進一教授が登壇し、当事業にご協力いただいている宮城県内各自治体、医療団体・機関などよりご回答いただいたアンケート結果を基にした講演および質疑応答が行われました。コホート調査から分かってきた結果やその結果を踏まえた各自治体での取組事例などにも触れ、当事業の成果についてお話させていただきました。その後、県内自治体を代表して蔵王町長 村上英人様から「本計画は健康づくりの一助になっているのは確かです。引き続き地域の健康に貢献する事業を期待し、各自治体、関係機関とともに歩んでほしい」とお言葉をいただきました。会は、原信義理事の閉会挨拶で盛会のうちに終えました。
第二回東北メディカル・メガバンク事業(宮城)地域協議会を開催しました
第一回東北メディカル・メガバンク事業(宮城)地域協議会を開催しました
東北メディカル・メガバンク事業(宮城)地域協議会 設立準備大会を開催