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先端研究基盤共用促進事業 質量分析メタボローム解析ソフトウェア講習会を開催しました

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2018年12月5日、東北メディカル・メガバンク棟で「先端研究基盤共用促進事業 質量分析メタボローム解析ソフトウェア講習会」を開催しました。

東北メディカル・メガバンク機構では13台の各種質量分析装置を保有しており、うち数台は共用機器として大学内外の研究者が利用しています。また先端研究基盤共用促進事業のもと当機構の研究基盤の共用化を進めてきました。当日は、Thermo Fisher Scientific 社製の高分解能型質量分析計で得られたデータの解析が可能なソフトウェア(Compound Discoverer 3.0)の講習会が行われ、学内から十数名が参加しました。


スマイリー・マミー・プログラムが MCPC award 2018 奨励賞を受賞

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スマイリー・マミー・プログラム が MCPC award 2018 奨励賞を受賞し、2018年11月29日メルパルク東京にて表彰式が行われました。

MCPC award は、モバイルシステムの導入によりIoT/AI 分野での「業務効率化」、「業績向上」、「顧客満足度向上」、「社会貢献の推進」、「先進的なモバイル活用」等の成果を上げた事例を顕彰し、モバイルソリューション、IoT/AI システムの更なる普及促進を図るため、2003年からモバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)により開催されています。

スマイリー・マミー・プログラムでは、腕時計型の活動量計「ムーヴバンド」を用い、これに連動可能なスマホ用ライフログアプリを開発・活用することにより、妊産婦の産前産後のバイタル・ライフログデータ(行動・気持ち・心理指標)を妊産婦自身が包括的、且つ、効率的、迅速、セキュアにセルフモニタリングすることができます。また、医療保健従事者・研究者がインフォームド・コンセントの元、これらの情報を集約・分析することが可能です。これらの点が評価され今回の受賞となりました。

表彰式の様子。右は小野博士研究員

関連リンク

スマイリー・マミー・プログラムを開始します

MCPC プレスリリース一覧

モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)

災害交通医療情報学寄付部門 第二期報告会が開催されました

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2018年12月3日(月)、災害交通医療情報学寄附研究部門 第二期報告会を東北大学医学部開設百周年記念ホール(星陵オーディトリアム)にて開催し、関係機関及び自治体の皆さまを中心に130名を超える方々にご来場いただきました。
同部門は、交通網と地域住民の健康との関わりの解明を研究目的に2013年に設立され、前回の昨年12月に開催された中間報告会に引き続き、第二期報告会において基調講演や研究進捗報告が行われました。

基調講演として、中谷 友樹教授(環境科学研究科 自然環境地理学分野)が「健康リスクの地理的格差:空間疫学とGIS」と題して講演しました。
また、研究進捗報告として、栗山 進一教授による「大規模災害時の帰宅困難者等に対する災害公衆衛生学的アプローチ」、寳澤 篤教授による「自宅周辺の環境と肥満との関連-第二期で見えてきたこと-」と題した講演が行われました。
その後、休憩を挟み後半には、田中 博機構長特別補佐による「地域医療情報ネットワーク圏域内の糖尿病患者の地理的分布構造と交通網の関連解析」、藤森 研司教授(医学系研究科 医療管理学分野)による「災害時の交通網並びに医療機能の停止によるアクセス時間の変化に関する検討」と題した講演が行われました。

講演後には、仙台市 都市整備局公共交通推進課 佐藤 雅和様より「最近、市民の方々の健康に対する関心の高さを感じています。仙台市では、公共交通の利用促進のため、バス路線を示したバスマップやICカード乗車券の使用方法をまとめた公共交通の案内を作成していますが、そのなかに、車とその他の乗り物を利用した時の消費カロリーの比較など健康に関する話を盛り込んでいます。今後、相互に協力して取り組むことで、公共交通を活かしたまちづくりと市民の方々の健康づくりを同時に進めていくことができれば、と思いました。」とのお言葉をいただきました。
続いて、東日本旅客鉄道株式会社 厚生部長 宇佐美 伸子様より「今回の報告会で大きく取り上げられている空間疫学や地理情報システム(Geographic Information System:GIS) については、今後様々な研究分野で発展を遂げる可能性があり、このような情報がまちづくりにどのように影響し、地域住民の方々の意識や行動、医療機関との関係構築につなげていくのか興味を持ちました。また、昨今の異常気象で、全国各地で災害・天災が起こっています。今回の研究で対象としている東日本大震災エリアでの交通遮断だけでなく、他の地域の災害研究も是非参考にしてもらいたいと思いました。」とのお言葉をいただきました。

最後に、原 信義東北大学理事・副学長(社会連携・震災復興推進担当)の「電力と情報の一体化といった超スマート社会『Society5.0』に備える研究が進んでいますが、医療と交通も融合して研究を進めていくことが必要であり、今後も研究要素はたくさんあると感じました」との閉会挨拶で、報告会は幕を閉じました。


研究進捗報告の様子


東日本旅客鉄道株式会社厚生部長 宇佐美 伸子様よりご挨拶の様子

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災害交通医療情報学寄付部門 中間報告会が開催されました

「災害交通医療情報学」の開設について~JR東日本が東北大学大学院医学系研究科に寄附講座を開設~【プレスリリース】

「東京医科歯科大学 人材育成プログラム」の研修生がToMMoに来訪

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文部科学省 データ関連人材育成プログラム事業『医療・創薬 データサイエンスコンソーシアム』人材育成研修(代表機関:東京医科歯科大学)の一環で、東北メディカル・メガバンク機構において2018年12月7日から2日間わたる研修プログラムが実施されました。

研修では、東北メディカル・メガバンク計画により収集された約2万3千人のSNPアレイのジェノタイプ情報、検体検査値や調査票により聴取した生活習慣や環境等の健康調査情報から構成されるTMM 23Kデータの解析方法について理解を深めるため、1日目は主として施設見学と講習が行われ、2日目にはToMMoのスーパーコンピュータを使用した実習が行われました。

 施設見学の様子(左からアレイ解析室、バイオバンク室)

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東京医科歯科大学(代表機関)

地域支援大崎センター 保育士 募集(1/15締切)

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募集人員:1名

採用予定日:採用決定後できる限り早い時期(平成31年2月1日以降)

職務内容:地域支援大崎センターにおける、乳幼児の保育業務及び付帯業務

応募条件:保育士または幼稚園教諭の免許を有する方
※再就職者、未経験の方も歓迎いたします。

勤務時間等:
・勤務日:週4~5日、一週間当たり28時間勤務
※主にセンター開所日の勤務となり、土、日、祝日を含みます。
・勤務時間:8:30~17:15(昼休憩 12:00~13:00)の間の1日6~7時間程度
※勤務日・勤務時間は相談に応じます。

勤務地:地域支援大崎センター
※他支援センター等の応援業務があります(地域支援気仙沼センター他)

提出期限:平成31年1月15日(火)

詳細は公募要項をご覧ください。
履歴書はこちらからダウンロードしてください。

問合せ先

東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 地域支援大崎センター
電話:0229-87-5981

関連リンク

先端研究基盤共用促進事業 第二回 核磁気共鳴(NMR)装置利用講習会を開催しました

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2018年12月6日・7日の二日間、東北メディカル・メガバンク棟の実験室で「先端研究基盤共用促進事業 第二回 核磁気共鳴(NMR)装置利用講習会」を開催しました。

昨年度の開催に引き続き第二回の開催となった今回は、一日目の午前中に簡単な初級講習が行われ、午後以降は中級講習が行われました。600MHz NMR装置を使用して、初級講習では溶液NMR測定の基本となる一次元NMRスペクトルの測定方法、中級講習ではタンパク質等の測定に有用な多核多次元NMR測定の方法についての講習が行われました。

関連リンク

開催案内
先端研究基盤共用促進事業 第二回 核磁気共鳴(NMR)装置利用講習会(12/6,7)
先端研究基盤共用促進事業 第一回 核磁気共鳴(NMR)装置利用講習会(12/19,20)

情報基盤室 技術補佐員 募集(2/18締切)

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募集人員:1名

採用予定日:できるだけ早い時期(応相談)

職務内容:
ネットワークサービス(グループウェア、メール、ウェブ、ネットワーク等)の運用支援、アカウントの管理、テレビ会議システムの運用管理、大学構成員向けサービスの利用支援および問い合わせ対応。

応募条件:(a)~(c)のうち、二つ以上の経験を有すること
(a) ネットワークサービスのシステム設定やアカウント登録などの運用支援
(b) ネットワークサービスのマニュアル作成
(c) メール・電話によるネットワークサービスに関する問い合わせ対応
※サーバ・ネットワーク機器・テレビ会議システムの操作の経験があれば尚可。

提出期限:平成31年2月18日(月)

詳細は公募要項をご覧ください。
履歴書はこちらからダウンロードしてください。

問合せ先

東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 情報基盤室
電話:022-717-8024

関連リンク

成田助教らの論文がNature Communicationsに掲載されました

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予防医学・疫学部門 の成田暁助教、寳澤篤教授、ゲノム解析部門の城田松之講師、山本雅之機構長が参加している研究グループの論文がNature Communicationsに掲載されました。
今回の論文は、東アジア系およびヨーロッパ系集団約29万人を対象とした、血圧に関するGWASメタ解析で、国立国際医療研究センターの加藤規弘メディカルゲノムセンター長が中心となって行った研究についてのものです。この中で、血圧と関連する新規多型として19のSNPが報告されており、東北メディカル・メガバンク計画は、第一段階のGWASで有意となった約13,000 SNPについて、10Kのデータを用いたreplication study(追試)を行うという形で本研究に参画しています。

 

【掲載論文】
タイトル:Interethnic analyses of blood pressure loci in populations of East Asian and European descent
著者名:Fumihiko Takeuchi, Masato Akiyama, Nana Matoba, Tomohiro Katsuya, Masahiro Nakatochi, Yasuharu Tabara, Akira Narita, Woei-Yuh Saw, Sanghoon Moon, Cassandra N. Spracklen, Jin-Fang Chai, Young-Jin Kim, Liang Zhang, Chaolong Wang, Huaixing Li, Honglan Li, Jer-Yuarn Wu, Rajkumar Dorajoo, Jovia L. Nierenberg, Ya Xing Wang, Jing He, Derrick A. Bennett, Atsushi Takahashi, Yukihide Momozawa, Makoto Hirata, Koichi Matsuda, Hiromi Rakugi, Eitaro Nakashima, Masato Isono, Matsuyuki Shirota, Atsushi Hozawa, Sahoko Ichihara, Tatsuaki Matsubara, Ken Yamamoto, Katsuhiko Kohara, Michiya Igase, Sohee Han, Penny Gordon-Larsen, Wei Huang, Nanette R. Lee, Linda S. Adair, Mi Yeong Hwang, Juyoung Lee, Miao Li Chee, Charumathi Sabanayagam, Wanting Zhao, Jianjun Liu, Dermot F. Reilly, Liang Sun, Shaofeng Huo, Todd L. Edwards, Jirong Long, Li-Ching Chang, Chien-Hsiun Chen, Jian-Min Yuan, Woon-Puay Koh, Yechiel Friedlander, Tanika N. Kelly, Wen Bin Wei, Liang Xu, Hui Cai, Yong-Bing Xiang, Kuang Lin, Robert Clarke, Robin G. Walters, Iona Y. Millwood, Liming Li, John C. Chambers, Jaspal S. Kooner, Paul Elliott, Pim van der Harst, The International Genomics of Blood Pressure (iGEN-BP) Consortium, Zhengming Chen, Makoto Sasaki, Xiao-Ou Shu, Jost B. Jonas, Jiang He, Chew-Kiat Heng, Yuan-Tsong Chen, Wei Zheng, Xu Lin, Yik-Ying Teo, E-Shyong Tai, Ching-Yu Cheng, Tien Yin Wong, Xueling Sim, Karen L. Mohlke, Masayuki Yamamoto, Bong-Jo Kim, Tetsuro Miki, Toru Nabika, Mitsuhiro Yokota, Yoichiro Kamatani, Michiaki Kubo, Norihiro Kato
掲載誌:Nature Communications
掲載日:2018年11月28日
doi:10.1038/s41467-018-07345-0

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国立国際医療研究センター


ニュースレターVol.20発行

「第28回 防災文化講演会-東北メディカル・メガバンク計画からみえてきた震災後の健康状況と災害への備えの重要性-」開催のお知らせ(1/26)

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東北大学災害科学国際研究所(IRIDeS)及び東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)は気仙沼市内にて、「東北メディカル・メガバンク計画からみえてきた震災後の健康状況と災害への備えの重要性」をテーマに、第28回防災文化講演会を開催いたします。
IRIDeSは平成25年7月に「気仙沼市と国立大学法人東北大学災害科学国際研究所との連携と協力に関する協定」を、ToMMoは平成25年6月に同市と「東北メディカル・メガバンク事業に協力に関する協定」を締結しています。また、ToMMoは平成24年12月に地域支援気仙沼センターを、IRIDeSは平成25年10月には気仙沼分室(通称:気仙沼サテライト)を気仙沼市内に設置し、震災後の地域の健康向上、防災・減災や復興の推進に連携して取り組んでまいりました。ToMMoは地域住民コホート調査及び三世代コホート調査によって長期間の健康調査を実施し、その成果を地域に還元しております。
防災文化講演会はこのたび28回目をむかえ、今回も市民の皆様との情報交流の機会として開催いたします。

詳細

【日時】平成31年1月26日(土)13:00~16:00(開場:12:30)
【場所】気仙沼市役所ワン・テン庁舎(大ホール)
【主催】東北大学災害科学国際研究所、東北大学東北メディカル・メガバンク機構
【共催】気仙沼市
【対象】一般向け(参加申込 不要)
【主旨】
東北大学災害科学国際研究所及び東北大学東北メディカル・メガバンク機構と気仙沼市のさらなる協力関係の強化と情報交流のため、本研究所が推進する防災・減災に関わる最新の調査・研究の成果に基づく災害科学情報を、気仙沼市や近隣にお住まいの方々ならびに関連する活動を実施されている方々に向けて発信する。

次第

話題提供(講演40分質疑応答10分)
(1)高齢化社会において新市立病院が果たす役割
気仙沼市立病院 副院長 横田 憲一
(2)ToMMoクリニカル・フェローの地域医療支援活動
東北大学東北メディカル・メガバンク機構 講師 濵中 洋平
(3)被災後の健康二次被害を防ぐために‐地域住民コホートの分析から‐
東北大学東北メディカル・メガバンク機構 教授 寳澤 篤
(4)三世代コホートからみえてきた子どもと若年成人の健康課題とその対策
東北大学災害科学国際研究所・同東北メディカル・メガバンク機構 教授 栗山 進一

問合せ先

東北大学災害科学国際研究所 気仙沼分室(担当・熊谷成一)
E-mail:skumagai*irides.tohoku.ac.jp(*を@に変えてください)
TEL:0226-23-7441

プレスリリース文

 

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東北大学災害科学国際研究所(IRIDeS)

気仙沼サテライト(これまでの防災文化講演会)

喫煙の害は大きく、体格維持のための喫煙継続は論外 -日本人の体格指数と総死亡の関連を詳細に検討した論文を発表-

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理想的な体格の喫煙者の死亡リスクは非喫煙者の最もハイリスクな体格の者よりも高い―厚生労働科学研究班の成果として―

東北メディカル・メガバンク機構の寳澤篤教授らは、参画している厚生労働科学研究「生涯にわたる循環器疾患の個人リスクおよび集団のリスク評価ツールの開発を目的とした大規模コホート統合研究」(H29-循環器等-一般-003)研究班の成果として、日本人における体格指数(Body Mass Index, BMI、体重kg/身長m2)と全死亡リスクの関連を報告しました。
日本人においてBMIが総死亡とU字型またはJ字型の関連を示すことが知られていましたが、これらの関連は喫煙歴や健康状態により異なる可能性がありました。そのためBMIと総死亡リスクの関連を詳細に分析するために、大規模統合データベースを用いて詳細に検討したものです。
解析対象は、日本における13のコホート参加者179,987名(男性68,282名、女性111,705名、平均年齢58.7歳、平均BMI 23.3kg/m2)です。BMIと総死亡リスクの関連はコホート層別化Cox比例ハザードモデルを用いて検討し、年齢・性・喫煙歴による調整を行いました。またBMIと年齢・性・喫煙歴の交互作用についても検討しました。

その結果、全解析対象者においてBMIと総死亡リスクの関連がU字型を示しており(図1)、BMI 22.0-24.9kg/m2群で総死亡リスクが最も低いことが明らかとなりました。この分析の際、「やせ」での総死亡リスク上昇が強調される結果となりましたが、何らかの病気を保有することによって、痩せている可能性、喫煙により痩せている可能性が考えられるため、健康状態の良好な対象者(非喫煙者、TC 160mg/dL以上、5年以上の追跡が可能)に絞った解析を実施しました。その結果、過体重と総死亡リスクの関連がやや明瞭になりましたが、「やせ」と総死亡リスクの関連は大きく変わりませんでした(図2)。さらに年齢・性・喫煙歴で層別化してもBMIと総死亡リスクの関連は変わりませんでした。

●図1
図1:全解析対象者におけるBMIと総死亡の関連(横軸:BMI(kg/m2)、縦軸:全死亡HR)

●図2
図2:低栄養者、喫煙者、早期死亡者を除外して解析したBMIと総死亡の関連(横軸:BMI(kg/m2)、縦軸:全死亡HR

一方、非喫煙者のすべてのBMI群における総死亡リスクは、喫煙者における最もリスクが低いBMI群と比較し、低くなることが明らかとなりました(図3)。すなわち理想的な体格の喫煙者は、最も死亡リスクの高い体格の非喫煙者よりも死亡リスクが高いことが明らかとなりました。

●図3
図3:全解析対象者におけるBMIと総死亡の関連 現在喫煙、非喫煙層別化
非喫煙者の総死亡リスク最大群と比べ喫煙者の総死亡リスク最低群でリスクが高い(横軸:BMI(kg/m2)、縦軸:全死亡HR)

【結論】全対象者・健康状態の良好な対象者のいずれにおいても、BMIは総死亡リスクとU字型の関連を示し、BMI 22.0-24.9kg/m2群で総死亡リスクが最も低いことが明らかとなりました。喫煙の害は大きく、体格維持のための喫煙継続は論外であり、早期に禁煙を勧める重要性も明らかとなりました。

 

【掲載論文】
タイトル:Association between body mass index and all-cause death in Japanese population: pooled individual participant data analysis of 13 cohort studies
著者名:Atsushi Hozawa, Takumi Hirata, Hiroshi Yatsuya, Yoshitaka Murakami, Shinichi Kuriyama, Ichiro Tsuji, Daisuke Sugiyama, Atsushi Satoh, Sachiko Tanaka-Mizuno, Katsuyuki Miura, Hirotsugu Ueshima, and Tomonori Okamura.
掲載誌:Journal of Epidemiology
掲載日:2018年11月3日
doi:10.2188/jea.JE20180124

 

関連リンク

生涯にわたる循環器疾患の個人リスクおよび集団のリスク評価ツールの開発を目的とした大規模コホート統合研究(厚生労働科学研究成果データベース)

AMEDより高見牧人産学連携部長らが来訪されました

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2018年12月20日、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)産学連携部 部長 高見 牧人様と同部医療機器課課長ら2名がToMMoにお見えになりました。

来訪後、山本機構長より、東北メディカル・メガバンク事業の概要と当機構における産業界との連携や協力事例等について説明をしました。また意見交換の後、共用端末室、アレイ解析室、スーパーコンピュータ室、バイオバンク室、地域支援仙台センター及び仙台子どもけんこうスクエアを視察されました。

AMEDより来訪の高見牧人産学連携部長らを囲んで集合写真

アレイ解析室で説明を受けられる様子

 

年末年始のお問い合わせ窓口電話受付時間について(2018/12/28~2019/1/4)

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年末年始期間中の、お問い合わせ窓口電話受付時間をお知らせいたします。
ご不便をおかけしますが、ご了承下さいますようお願い申し上げます。

  年末の電話受付 年始の電話受付
ToMMo 代表窓口
(TEL: 022-717-8078)
12/28(金)17時まで 1/4(金)9時から
地域住民コホート室
(TEL: 022-718-5161)
三世代コホート室
(TEL: 022-718-5162)
1/7(月)9時から
MRI推進室
(TEL: 022-273-6414)
1/4(金)9時から
メンタルヘルスケア推進室
(TEL: 022-273-6017)
12/28(金)16時30分まで
スマイリー・マミー・プログラム(SMP)事務局
(TEL: 022-273-6285)
1/7(月)9時から
試料・情報分譲室
(TEL: 022-272-6955) 
1/4(金)9時から
地域支援気仙沼センター
(TEL: 0226-25-9637) 
地域支援石巻センター
(TEL: 0225-98-5637)
地域支援大崎センター
(TEL: 0229-87-5982)
地域支援多賀城センター
(TEL: 022-353-9331)
地域支援仙台センター
(TEL: 022-274-6071)
地域支援岩沼センター
(TEL: 0223-36-8991)
地域支援白石センター
(TEL: 0224-26-9771)
仙台子どもけんこうスクエア 
(TEL: 022-274-5911)

 

地域医療支援部門 教員 募集(1/25締切)

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当機構の地域医療支援部門は、最先端医科学研究と被災地復興に興味を抱く医師に対して、スーパーコンピュータ等高度な解析環境を駆使してビッグデータによる医科学の可能性を拓くと共に、自らの専門性を活かした診療活動を東日本大震災被災地で展開していただき、医療過疎克服を目指す新しい部門です。解析技術等を学びながらゲノム・コホート研究に参加することで、東北メディカル・メガバンク機構によるキャリアアップ(専門医・学位取得)も可能です。本部門では、全国よりやる気のある人材を幅広く募集しています。

職種:助教(もしくは助手)など
※医学博士号の有無にかかわらず応募可能です。

募集人員:若干名

採用予定日:平成31年4月1日(応相談)

業務内容および特徴:
・年間4か月間、循環型医師支援システムによる地域医療への貢献を行います。
・残り8か月間は、高度先進医療の研修や先端研究(ゲノム研究)を行います。
・1年間のプログラムを完遂しますと、ToMMoクリニカル・フェロー修了証が授与されます。
※社会人大学院生制度、長期履修制度などを利用した長期滞在型地域医療支援も可能です。
※長期間にわたり地域医療専従医師として勤務を希望される方には、東北メディカル・メガバンク機構地域医療支援部門が速やかに地域関連病院とのマッチングを代行します。

応募条件:
・男女、国籍を問わず、日本国の医師免許を有している方(必須)
・大規模なデータを活用した次世代型の個別化医療に興味のある方(技術習得は就任後に可能なのでこれまでの知識・経験は不問です)
・東日本大震災後の被災地域での地域医療支援と個別化医療や最先端ゲノム医療に興味のある方
・地域に根差したコホート研究や疫学調査に興味のある方
・主に内科、総合診療、家庭医、在宅医療支援等に興味のある方を歓迎します

提出期限:平成31年1月25日(金) 必着

詳細は公募要項をご覧ください。
履歴書はこちらからダウンロードしてください。

問合せ先

東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 総務係
電話:022-728-3964

 

関連リンク

地域医療支援事業

東北メディカル・メガバンク機構 事業紹介VTR 地域医療への貢献
※Youtubeへ移動します。

第17回ゲノム・オミックス連携推進セミナーの開催のお知らせ(1/31)

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ゲノムプラットフォーム連携センターの主催による第17回 ゲノム・オミックス連携推進セミナーを、下記の通り開催致します。オープンなセミナーですので、学外、学生の方々を含め、ご興味のある方はどなたでもご参加頂けます。

詳細

【日時】1月31日(木)15:30~17:00
【場所】東北メディカル・メガバンク棟 3階大会議室
【講師】土方敦司 先生
    長浜バイオ大学バイオサイエンス学部 プロジェクト特任講師
【演題】たんぱく質の高次構造から読み解くゲノム変異と疾患表現型との関係

セミナー案内

セミナー要旨

近年のゲノム塩基配列解析技術の飛躍的な向上によって、これまで原因不明とされていた遺伝性疾患の責任遺伝子とその原因変異候補の特定は比較的容易になってきている。しかしながら、塩基配列の情報だけからゲノム変異による疾患発症メカニズムを理解することは難しい場合が多い。一方で、疾患変異の多くは、コードするたんぱく質の構造や機能に影響を与えるため、たんぱく質の高次構造情報は、変異の疾患メカニズムを理解する上で有用である。これまで我々は、ゲノム変異がたんぱく質の構造や機能にどのように影響を与え、疾患発症に至るかを理解するため、ゲノム変異をゲノムレベルからたんぱく質高次構造レベルまで解析可能とするワンストップ解析プラットフォームを開発してきた。本講演では、このプラットフォームを紹介するとともに、その解析を通して見えてきた、たんぱく質の高次構造に基づく疾患ミスセンス変異と疾患表現型との関連性について議論したい。

問い合わせ先

東北メディカル・メガバンク機構
ゲノムプラットフォーム連携センター 木下、田宮、櫻井
連絡先: seminar*gpc.megabank.tohoku.ac.jp
(*を@に変えて下さい)

 

関連リンク

第16回ゲノム・オミックス連携推進セミナー開催のお知らせ(12/4)
第15回ゲノム・オミックス連携推進セミナー開催のお知らせ(10/4)
第14回ゲノム・オミックス連携推進セミナー開催のお知らせ(7月19日)


第19回東北遺伝医学セミナー開催のお知らせ(1月21日)

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第19回東北遺伝医学セミナーを下記の通り開催致します。

概要

日時: 平成31年1月21日(月曜日)18:30~19:30
場所: 医学部6号館1階 カンファレンス室1
テーマ:「ゲノム医療をめぐる政策的・倫理的対応」
講師:三成寿作 特定准教授(京都大学 iPS細胞研究所 上廣倫理研究部門)

事前の申し込みは不要です。どなたでもご参加いただけます。また、このセミナーは認定研修単位として「臨床遺伝専門医:1単位」、「認定遺伝カウンセラー:5単位」、「日本人類遺伝学会GMRC更新:2単位」、「GMRC運営委員会ToMMoGMRCアドバンストセミナー:1ポイント」が認められており、当日受付にて単位シールを発行致します。

問い合わせ

東北メディカル・メガバンク機構 人材育成部門
遺伝子診療支援・遺伝カウンセリング分野 川目 裕 (内線:3582)
遺伝疫学研究支援分野 櫻井 美佳 (内線:3578)

 

関連リンク

第18回東北遺伝医学セミナー開催のお知らせ(7月3日)
第17回東北遺伝医学セミナー開催のお知らせ(2月15日)
第16回東北遺伝医学セミナー開催のお知らせ(12月13日)

ゲノム医療情報学分野 教員 募集(2/15締切)

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ゲノム医療情報学分野は、世界的にも類を見ない15万人の大規模なゲノム・オミックス情報、健康調査情報、診療情報の統合データベースdbTMMと人工知能技術の適用、ゲノム医療の知識ベースの構築に取り組んでいます。また、医療機関と連携して診療情報を収集し、診療情報やゲノム・オミックス情報を統合し、人工知能技術を活用した精密な病態分類(フェノタイピング)の、非常に新しいゲノム医療研究開発に取り組んでいます。こうしたゲノム医療における情報学の研究開発に意欲的に取り組む助教、助手または講師を募集します。

職種:助教、助手または講師

募集人員:若干名

採用予定日:採用決定後できるだけ早い時期(平成31年4月以降)

職務内容:
1. 大規模なゲノム・オミックス情報、健康調査情報、診療情報の統合データベースの研究開発と人工知能技術の適用、ゲノム医療の知識ベースの構築
2. 上記の情報を統合し、人工知能技術を活用した精密な病態分類(フェノタイピング)の解析手法の研究開発
3. これらに関連する研究開発

応募資格:
1. 博士(助教、講師の場合)または学士以上(助手の場合)の学位を取得、あるいは着任時までに取得見込であること。
2. バイオインフォマティクス、ビッグデータ解析、人工知能技術、医療情報学、または関連する分野で経験および知識を有し、上記の非常に新しい研究開発の職務内容に興味があること。
3. プログラミング能力を有すること。Perl/Python/R/Java/SQLのいずれかのプログラミング言語について使用経験があること。
4. 他の共同研究者と協調性をもって研究目標の達成に向けた努力ができること。

提出期限:平成31年2月15日(金)

詳細は公募要項をご覧ください。
履歴書・業績目録はこちらからダウンロードしてください。

問合せ先

東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 ゲノム医療情報学分野
電話:022-274-6038

関連リンク

ゲノムプラットフォーム連携センター 技術補佐員 募集(1/31締切)

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募集人員:1名

採用予定日:採用決定後できるだけ早い時期(平成31年2月1日以降)

職務内容:データの整理・集計および報告書作成の補助等

応募条件:
・Linuxの使用経験があること
・R, Python, shell script のいずれかの使用経験があることが望ましい

提出期限:平成31年1月31日(木)必着

詳細は公募要項をご覧ください。
履歴書はこちらからダウンロードしてください。

 

問合せ先

東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 ゲノムプラットフォーム連携センター
電話:022-274-6040

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若手政令指定都市市議会議員の皆様が東北メディカル・メガバンク機構の視察に訪れました

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平成30年12月27日、自民党若手政令指定都市市議会議員(45歳以下)で構成する「アーバンユースネット」の16名の方々が、東北メディカル・メガバンク機構の視察に訪れました。今回の視察は、高橋 卓誠仙台市議会議員らから、仙台市にある当機構を他の政令指定都市議員の方々に紹介したいというお申し出をいただき実現しました。

山本機構長の挨拶の後、代表の小川 智之千葉市議会議員からご挨拶をいただきました。その後、ToMMoの事業や成果などをご説明し、東北メディカル・メガバンク棟の各施設をご視察いただきました。また、知的財産にまつわるご質問や市街地開発における課題や現状など、多岐に渡る意見交換が行われました。

コホート調査の報告書を受け取る小川議員

バイオバンク室で説明を受けられる様子

集合写真

ゲノム解析部門(オミックス解析室) 技術補佐員 募集(3/8締切)

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募集人員:1名

採用予定日:平成31年4月1日(ただし、平成30年度内採用も可)

職務内容:主にヒト検体の代謝物解析のための技術補助(試薬作製、試料分注、前処理、測定、データ管理等)

応募条件:
・理系大学卒業者、もしくは同等の能力を有する方で、生化学実験の補助業務の経験の有る方。
・基本的なPC操作(Word, Excel, 電子メール)を習得されている方。
・各種分析機器の使用経験のある方を歓迎します。
・B型肝炎ワクチンの予防接種を既に受けられている方は尚可。

提出期限:平成31年3月8日(金)必着

詳細は公募要項をご覧ください。
履歴書はこちらからダウンロードしてください。

 

問合せ先

東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 小柴研究室
電話:022-274-6016

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