2019年4月22日、オランダのUniversity of GroningenよりDr. Cisca WijmengaがToMMoを訪れ、The Lifelines cohort study and its translational potential towards healthy agingをテーマにセミナーを行いました。
セミナーでは、腸内細菌と疾患の関連性、腸内細菌に影響を及ぼす因子など腸内細菌に関する重要な話題や、疾患予測マーカーに関して、糖尿病における心血管疾患と皮膚の蛍光に関する研究成果についてお話しされました。
セミナー後、Cisca先生は機構の施設視察や各研究者との個別のミーティングに参加され、特に三世代コホートに対しては、三世代コホートの情報から大規模家系を再構成することが可能となり、疾患と関連する変異をみつけることができる可能性が高くなります。新生突然変異の割合を算出することは極めて重要であり、特にアジア圏の民族におけるデータは皆無である中で、ToMMoは妊娠中からのデータもあるので研究を進めるべきとの言及もなされました。