8月28日(水)、ブータン王国より政府関係者ご一行がToMMoを来訪しました。これは、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が独立行政法人国際協力機構(JICA)から受託し、ToMMoと共同で実施している「ブータン国バイオバンクによる未来型医療・ヘルスケアの事業開拓にむけた情報収集・確認調査」の一環として行われた視察です。
山本雅之機構長らがお迎えし東北メディカル・メガバンク計画の概要をご説明した後、ご一行はスーパーコンピュータ、バイオバンク、地域支援仙台センター、コホート事業部展示室、シークエンス解析設備、試料・情報分譲のためのシステムを視察されました。各施設の視察において、ブータンにおけるバイオバンク構築の可能性に関連した様々なご質問をいただきました。その後、寳澤篤教授、小暮真奈講師より、尿に含まれるナトリウムとカリウムの割合を測定する「ナトカリ計」を用いた実演・講演と、長神風二教授より倫理・法令面についての講演が行われ、それぞれで活発な質疑応答が行われました。また、ご一行は、翌日には登米市を訪れて、地域の健康課題やその解決に向けて東北大学と協力して特定健康診査に対するナトカリ計の導入した経緯について視察や協議も行われました。
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