2024年1月31日(水)婦人科悪性腫瘍研究機構(JGOG)の岡本 愛光理事長ら4名がToMMoを訪問されました。
ToMMoは、JGOGの臨床試験で得られた試料の一部を「JGOG-ToMMoバイオバンク」として保管しています。また、お互いの強みを生かし、この試料を最大限に活用し、共同研究および試料・情報の二次利用を推進して、より良い未来の医療をともに築いていこうとしています。
JGOGの皆さまはまず、スーパーコンピュータ、バイオバンク、シークエンス解析設備、地域支援仙台センター、仙台子どもけんこうスクエアを視察されました。JGOGの試料が扱われる現場を実際に目にされ、安心と信頼を感じていただけた様子でした。
視察後、山本 雅之機構長、仙台赤十字病院 八重樫 伸生院長統括補佐が加わり、ToMMoとJGOGとの今後の協力関係についてディスカッションが行われました。
特にお互いの共通項である「がん」について、これからは予防および初期段階での介入が重要であること、その実現のためにToMMoの一般住民コホートが欠かせない、ということを改めて共有しました。
また、がんの遺伝情報回付についても熱心な議論が展開されました。多くの課題はあるものの、健康づくりに自身の遺伝情報を活用するこれからの社会に向けて、ひとつひとつの課題を乗り越えていくことの大切さを認識し合いました。