2021年12月10日、神戸大学医学部附属病院バイオリソースセンター センター長 松岡 広先生、同副センター長 宮田 吉晴先生がToMMoを訪問されました。
松岡 広先生からは、「神戸大学医学部附属病院バイオリソースセンターの紹介」と題したご講演をいただきました。バイオリソースセンターでは、企業を中心に研究・開発におけるニーズを予め聞き取り、ニーズに沿って試料と医療情報を収集していく「ニーズドリブン」型バイオバンクを指向しています。これは、検体の利活⽤率を⾶躍的に⾼めると期待されています。バイオリソースセンターの活動についての詳細なご解説を受けて、ToMMoの研究者からも多くの質問・議論がなされました。
また、バイオバンクをはじめ、シークエンス解析室、スーパーコンピュータ、地域支援仙台センターや仙台子どもけんこうスクエアなど、ToMMoの施設を視察いただくと共に、統合データベース dbTMM カタログ、バイオバンク横断検索システムのデモンストレーションを体験され、INGEMと東北大学病院が進めるクリニカルバイオバンク施設のご視察や打ち合わせも行われました。