東北メディカル・メガバンク機構には3台の核磁気共鳴(NMR)装置(ブルカー・バイオスピン社製)があり、共用機器として大学内外の研究者が利用しています。また先端研究基盤共用促進事業のもと当機構の研究基盤の共用化を進めてきました。このたび、第三回目のNMR装置の利用講習会を開催いたします。
今回は低分子を対象とした講習で、前回と同様に初期講習を初日に行うとともに2日目に中級講習を行います。具体的には、初期講習では溶液NMR測定の基本となる1次元NMRスペクトルの測定方法や,低分子の構造解析のための2次元NMR測定法等を、中級講習では拡散係数を測定するDOSY法や相互作用を観測するSTD法などの講習を行います。日程は12月19日 (木)(初期講習(低分子の測定法1)、自動測定法も含む)と20日 (金)(午前:中級講習(低分子の測定法2),午後は質問時間とします)の2日間となりますので、ご興味のある研究者の方は事務局(下記記載)までメールでご連絡頂けますと幸いです。また大学院生の参加も受けつけます(指導教員の許可を受けたうえ、誓約書に記載をお願いすることになります)。
なお、初期講習のみ、もしくは中級講習のみの参加も受け付けます。また、実験室の都合により定員は各6名(超過の場合は当機構で選考)とさせて頂きます。
詳細
「先端研究基盤共用促進事業 第三回 核磁気共鳴装置利用講習会」
機器:600MHz NMR装置 (Bruker AVANCE600, Bruker-BioSpin)
日時:(初期講習)12月19日 (木) 9:00~17:00
(中級講習)12月20日(金)9:00~14:00
場所:東北メディカル・メガバンク機構・3階334室
問合せ先
東北メディカル・メガバンク機構・先端機器共用促進事業 事務局
Email:kyoyo*megabank.tohoku.ac.jp(*を@に変えて下さい)
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