東北大学災害科学国際研究所(IRIDeS)及び東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)は気仙沼市内にて、「東北メディカル・メガバンク計画からみえてきた震災後の健康状況と災害への備えの重要性」をテーマに、第28回防災文化講演会を開催いたします。
IRIDeSは平成25年7月に「気仙沼市と国立大学法人東北大学災害科学国際研究所との連携と協力に関する協定」を、ToMMoは平成25年6月に同市と「東北メディカル・メガバンク事業に協力に関する協定」を締結しています。また、ToMMoは平成24年12月に地域支援気仙沼センターを、IRIDeSは平成25年10月には気仙沼分室(通称:気仙沼サテライト)を気仙沼市内に設置し、震災後の地域の健康向上、防災・減災や復興の推進に連携して取り組んでまいりました。ToMMoは地域住民コホート調査及び三世代コホート調査によって長期間の健康調査を実施し、その成果を地域に還元しております。
防災文化講演会はこのたび28回目をむかえ、今回も市民の皆様との情報交流の機会として開催いたします。
詳細
【日時】平成31年1月26日(土)13:00~16:00(開場:12:30)
【場所】気仙沼市役所ワン・テン庁舎(大ホール)
【主催】東北大学災害科学国際研究所、東北大学東北メディカル・メガバンク機構
【共催】気仙沼市
【対象】一般向け(参加申込 不要)
【主旨】
東北大学災害科学国際研究所及び東北大学東北メディカル・メガバンク機構と気仙沼市のさらなる協力関係の強化と情報交流のため、本研究所が推進する防災・減災に関わる最新の調査・研究の成果に基づく災害科学情報を、気仙沼市や近隣にお住まいの方々ならびに関連する活動を実施されている方々に向けて発信する。
次第
話題提供(講演40分質疑応答10分)
(1)高齢化社会において新市立病院が果たす役割
気仙沼市立病院 副院長 横田 憲一
(2)ToMMoクリニカル・フェローの地域医療支援活動
東北大学東北メディカル・メガバンク機構 講師 濵中 洋平
(3)被災後の健康二次被害を防ぐために‐地域住民コホートの分析から‐
東北大学東北メディカル・メガバンク機構 教授 寳澤 篤
(4)三世代コホートからみえてきた子どもと若年成人の健康課題とその対策
東北大学災害科学国際研究所・同東北メディカル・メガバンク機構 教授 栗山 進一
問合せ先
東北大学災害科学国際研究所 気仙沼分室(担当・熊谷成一)
E-mail:skumagai*irides.tohoku.ac.jp(*を@に変えてください)
TEL:0226-23-7441