医療情報ICT部門の下川和郎講師が参加している理化学研究所、東北大学及び NPO 法人VReNt-ブレインリサーチネットワークの共同研究により作られたデータベースViBrismが紹介されている論文がNucleic Acids Research誌に掲載されました。また、本論文は掲載誌のBreakthrough Articleに選ばれております。
Vibrismは、マウスの脳に網羅的な遺伝子発現量を空間的にマッピングしたデータベースで、ほ乳類の複雑な脳の活動を理解するために、脳の解剖学的構造の上で多数の遺伝子がどのように発現しているのかを視覚的に把握できることは非常に有用だと考えられています。
【掲載論文】
タイトル:ViBrism DB: an interactive search and viewer platform for 2D/3D anatomical images of gene expression and co-expression networks
著者名:Masahiko Morita, Kazuro Shimokawa, Masaomi Nishimura, Sakiko Nakamura, Yuki Tsujimura, Satoko Takemoto, Takehiro Tawara, Hideo Yokota, Shuhei Wemler, Daisuke Miyamoto, Hidetoshi Ikeno, Akira Sato, Teiichi Furuichi, Norio Kobayashi, Yoshihiro Okumura, Yoko Yamaguchi, Yuko Okamura-Oho
掲載雑誌:Nucleic Acids Research
掲載日:October 29, 2018
DOI:10.1093/nar/gky951