三世代コホート室の石黒真美助教らが執筆した、三世代コホート調査の祖父母のリクルート戦略についての論文が、Tohoku Journal of Experimental Medicine誌に掲載されました。家系に基づくコホート調査が高い重要性を持つことは知られていますが、一方でそのリクルートは困難を伴うものです。本論文では、インフォームド・コンセント取得に至るプロセスの工夫や、他の家族構成員にコンタクトする際の資料の制作、リクルートを行う方法を複数用意することなど、本調査で特に祖父母のリクルートを効果的に行うためにとってきた戦略等についてまとめています。
【書誌情報】
論文題名:Strategic Methods for Recruiting Grandparents: The Tohoku Medical Megabank Birth and Three-Generation Cohort Study
掲載誌:The Tohoku Journal of Experimental Medicine
著者:Mami Ishikuro, Taku Obara, Tamae Osanai, Chizuru Yamanaka, Yuki Sato, Satoshi Mizuno, Masako Miyashita, Masahiro Kikuya, Kasumi Sakurai, Atsushi Hozawa, Hiroaki Tomita, Yasuyuki Taki, Fuji Nagami, Hirohito Metoki and Shinichi Kuriyama
掲載日:October, 2018