2017年11月24日~26日に東京お台場で開催されたサイエンスアゴラ2017(科学技術振興機構(JST)主催)に、ToMMoゲノム医学普及啓発寄附研究部門がドラマ「遺伝学的検査が家にやってくる!?」を出展しました。お立ち寄りいただいた方々にドラマをご覧いただくことで、遺伝学的検査を受ける際に一般家庭で起き得る課題を感じていただきました。またご来場のお子さんにワークブック「親子であそぼ!!遺伝子るんるん学び帳」のちがいさがしやシール貼りで遺伝の知識に触れていただきました。
26⽇には⽂科省の新妻秀規大臣政務官が来訪し、ドラマの制作理由をお尋ねになりました。小林朋子講師(ゲノム医学普及啓発寄附研究部門)より、遺伝情報を知ることによってご自身やご家族に生じ得る影響について考えてもらうために本ドラマを制作したことをご説明しました。
本企画はサイエンスアゴラの注目企画に選ばれ、また最終日にサイエンスアゴラ賞2017をいただきました。人間視点の物語を取り込み、科学コミュニケーションを通じて市民の声を研究開発にフィードバックできるようにうまく設計がなされている点が評価され、受賞につながりました。