9月4日(月)
「バイオバンクにおけるパブリック・エンゲージメント ー患者、研究参加者、一般住民との関係性を考えるー」
東京大学 大学院医学系研究科 医療倫理学分野 特任研究員 及川 正範 先生
及川先生からは、世界各国のバイオバンク等で行われている、参加者・市民を巻き込む仕組みや取組について、その双方向性への評価なども交えながら講演いただきました。参加者からは、必ずしも仕組みとして形式を伴わない形で、非公式なコミュニケーションを多数積み重ねることによる双方向性が評価されづらい点などの指摘があり、議論が交わされました。
当機構にとっても、参加者はじめ地域住民の方々との関係性構築は極めて重要であり、非常に参考になるセミナーとなりました。