2017年3月9日（木）、東北大学災害復興新生研究機構シンポジウム 「未来を創造する次世代の力」が開催されました。株式会社楽天野球団の代表取締役社長 立花陽三氏の基調講演に続き、後半のパネルディスカッション～東北復興、日本新生へ向けた次世代の役割～では、ToMMoクリニカル・フェロー（TCF）で東北大学病院 腎・高血圧・内分泌科の三島英換助教がパネリストの一人として登壇しました。
三島助教は、公立志津川病院南三陸診療所での数度の赴任経験に基づき、「地域医療再構築プロジェクト」についてお話ししました。地域医療には継続的かつ交換可能な支援が必要であり、その実現には、大学・基幹病院、支援医師、地域住民のモチベーションを維持するシステム構築が重要であると強調され、地域医療のあり方を深く考えさせられる内容でした。質疑応答では、多賀城高等学校災害科学科の生徒さんから質問もあり、真剣に聞き入っている様子に将来への期待を感じました。
