2017年2月13日、理化学研究所統合生命医科学センター副センター長の久保充明先生(ToMMo客員教授)の講演会「バイオバンクとゲノム医療」を開催しました。
講演では日本のバイオバンクとゲノムコホートの今後の方向性、およびコホート研究における追跡調査について話され、コホートは計画段階からの研究設計が大切であることが語られました。さらにオーダーメイド医療実現化プロジェクトでのコホート調査の体験や今後の予定、九州の久山町のコホート研究ではMRIを活用したこと、追跡調査にご協力いただくための工夫等が述べられました。講演後はToMMoメンバーと活発な質疑応答が行われました。
講演会に先立って、久保副センター長はToMMoの次世代シークエンサーやバイオバンク設備をご視察されました。
バイオバンクをご視察する久保先生
講演会「バイオバンクとゲノム医療」で聴衆に語りかける久保先生