荻島 創一教授と水野 聖士助教が執筆に参加した『革新的AI創薬~医療ビッグデータ、人工知能がもたらす創薬研究の未来像~』が(株)エヌ・ティー・エスより7月に出版されました。
10年規模の開発期間と膨大なコストが必要とされることから困難を極める新薬開発。近年、AIを活用した創薬技術で効率化が期待されていますが、一方でAIモデルのブラックボックス化や予測結果の解釈の問題等、医療ビッグデータの収集とその基盤技術の開発が課題とされています。AIが必要とする医療ビッグデータの構築から、活用するための技術、実際の開発事例、製薬各社の動向、普及への課題等を体系的にまとめられています。是非ご覧ください。
書籍情報
【書名】革新的AI創薬 ~医療ビッグデータ、人工知能がもたらす創薬研究の未来像~
【著者/編集】小長谷 明彦
【発行所】(株)エヌ・ティー・エス
【発行形態】単行本
【ページ数】390p
【ISBN】9784860437886
【出版日】2022年7月15日頃
ToMMoの教員の執筆【目次より抜粋】
第1章 日本のAI創薬研究の現状
第3節 医療ビッグデータからのAI創薬と個別化ヘルスケア 《荻島 創一》
1.はじめに
2.医療情報のビッグデータの形成
3.ゲノム情報のビッグデータの形成
4.医療ビッグデータによる新しい医療
5.医療ビッグデータによるAI創薬
6.おわりに
第3章 生命情報学および医療情報学からのAI創薬
第4節 大規模コホートデータに基づく早期疾患予測モデル《水野 聖士,荻島 創一》
1.はじめに
2.大規模コホート研究
3.東北メディカル・メガバンク計画
4.早期疾患予測モデル
5.おわりに