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知のフォーラム シンポジウム「How To Analyze the Metabolome Information: Nutrition」開催されました

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2021年11月9-10日、知のフォーラム シンポジウム「How To Analyze the Metabolome Information: Nutrition」がImperial College LondonのQueenie Chan先生、慶應義塾大学の原田 成先生らを演者にお迎えし、オンラインを活用したハイブリット形式で開催されました。

メタボローム情報を前向きコホート研究に取り入れる研究は、当機構でも積極的に進められています。初日9日のシンポジウムでは、特に飲食物の摂取や代謝との関係に焦点を当て、国際的な枠組みINTERMAPで中心的な役割を担われているChan先生、我が国で先導的な取組をされている鶴岡みらい健康調査を推進されている原田先生、そして、当機構のコホート調査をもとに行われている研究について寳澤教授から講演があり、議論がおこなわれました。

Chan先生の講演では、ご自身が推進されているINTERMAP 研究などの事例を紹介いただきました。食事の客観的指標としてのメタボロームの可能性、また食事と疾病の間をつなぐ中間指標としてのメタボロームの可能性を示していただきました。原田先生からは、鶴岡みらい健康調査から各種生活習慣とメタボロームの関連についての最新知見が紹介されました。また、寳澤教授からは、血漿メタボローム解析による代謝物の解析とコホート調査で得られた種々のデータとの相関について進行中の解析のデータが示されました。シンポジウムには、慶應義塾大学の岡村智教先生はじめ、機構内からも多数の研究者が対面・ウェブで参加し、熱い議論がたたかわされました。

翌10日には、慶應義塾大学と東北大学、岩手医科大学から大学院生を含む若手研究者7名がプレゼンテーションを行いました。最新の進行中のデータをもとに、両機関から今後のコラボレーションの可能性も含む多くの議論が行われました。

オンライン開催されたこの度のシンポジウムは、全世界から延べ60名程度が参加しました。

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知のフォーラム シンポジウム「How To Analyze the Metabolome Information: Nutrition」開催のお知らせ(11/9、10)

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