令和3年6月30日（水）に「個人情報保護法改正と健康・医療ビッグデータへの影響」と題し、第9回ゲノム医療情報学研究会を開催いたします。
令和2年・3年と個人情報保護法改正が続くなかで、ゲノム医療研究におけるデータへの影響について理解を深めることができればと思います。
令和2年改正はいわゆる3年ごと見直しに基づく改正で、個人の権利の拡充、事業者の守るべき責務の厳格化、「仮名加工情報」の創設、ペナルティの強化、越境移転における個人情報の取り扱いに関する本人への情報提供の充実等がなされます。
令和3年改正は個人情報保護制度の官民一元化で、医療分野・学術分野における規制の統一、学術研究に係る適用除外規定の見直しがなされます。いずれもゲノム医療研究を行ううえで、データに非常に影響があるため、ご興味がある方はぜひ奮ってご参加ください。
事業者の守るべき責務の厳格化は、個人情報の漏洩の際の個人情報保護委員会への報告や本人への通知義務化、また、越境移転における個人情報の取り扱いに関する本人への情報提供は海外へのデータ提供について、いずれも現状は民間部門に限定されていますが、令和3年改正にて官民一元化を控えており、バイオバンクに影響の大きいものと認識しています。
概要
日時：令和3年6月30日(水) 17：00〜18：00
講師：板倉 陽一郎 先生
弁護士・ひかり総合法律事務所
理化学研究所革新知能統合研究センター 客員主管研究員
国立情報学研究所 客員教授 大阪大学社会技術共創研究センター 招へい教授
演題：個人情報保護法改正と健康・医療ビッグデータへの影響
開催方法：web開催（Zoomウェビナー） ※定員500名
お申込み
参加を希望される方は、申込みフォームより参加登録をお願いいたします。
開催URL（Zoomウェビナー）へのアクセス方法をご案内いたします。
お問合せ先
東北メディカル・メガバンク機構 医療情報ICT部門 ゲノム医療情報学分野
メールアドレス：seminar*igm.megabank.tohoku.ac.jp
（*を@に変えてください）
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